このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

鞍掛峠・木ノ根峠(八十里越) (1)



H15.09.07(小雨→曇 /平地は薄曇り
先々週に浅草岳(ネズモチ平口)を登った際に、地図を見て
「途中の林道を進めば、八十里越の鞍掛峠に容易に行けそうだ。」
と、気付いた。
河井継之助の終焉の道・八十里越!一部だけでも歩いてみたい!

末沢から、浅草岳ネズモチ平登山口に向かって進んだ時、
浅草山荘や五味沢荘から丁度2km程で分岐する林道が、その林道だ。

河井継之助
終焉の道
の一部
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:守門岳
ルート


今回は、コンパクトなデジカメ(SDマルチカメラ SV-AV30-S)も持って行った。
(ぼやけた感じの写真は、これで撮った写真です)

木ノ根峠(八十里峠)
 地図の通り、浅草山荘の2km先に、その林道はあった。
 しか〜し!
 道はゲートで閉ざされているのら〜!あ〜、バカボンのパパになりそう!
 小雨模様、林道は地図上 7〜8kmはありそう・・・・。

 え〜い!歩く! ここまで来たんだもの。鞍掛峠を見たいもの。
 少し上の路肩の広い所に車を停め、歩き始めた。

 ゲートの所で、地元のペンション?の
 ワゴン車が客を乗せてやって来た。
 ゲートを開けている(←)。

 その運転手は「この道は田代平に行く
 道だ、そこまで10km程だ。」と言う。
 道は正しかった。しかし、私に
 「乗って行く?」と誘ってはくれない。

林道は、(ゲートで閉じている割には)良い道だ。
とても緩やかな登りで、平地と同じ様に歩ける。
時速6km弱では、歩けたろうか?

林道も終わりが近付いた頃、右手に登山道っぽい道があった。
?木ノ根峠への道は、林道が曲がり始めた頃に分岐するはず。
ここは違うだろう! もう少し先へ行ってみよう。

 ゲートから1時間45分、林道が左カーブ
 する所に、木ノ根峠への分岐点があった。
 (写真右下:林道、左中:木ノ根峠への道)

 まずは、チョット休憩。

 木ノ根峠への道は、暫くは しっかりして
 いる。

暫く行くと左に入る道がある。ショートカット(と言うより旧道?)の様だ。
更に行くと、右に下る道がある。案内杭には、”右 木ノ根峠”とある。
右へ曲がった。少し下りると、広い道に出た。
・・・・? ここは、さっき林道で、”ここは違うだろう”と思った所だ。
案内杭の”右”って、ここから登った場合の”右”だったんだ!

 元に戻って歩き始めた。そこからは、急な山腹
 を削った道だ。谷側を見ると少し恐い。
 (写真は帰りに撮ったので、山と谷の左右逆)


これは〜、ノコンギクだろうか?


 道が少し良くなると、
 木ノ根峠((写真左1/4)が見えてくる。



峠だ。
左の石には、”木ノ根小屋跡”と彫ってある。





右の石には、
”八十里峠 標高八四五米”と
彫ってある。その隣に、小さく
”木ノ根峠”とも彫ってある。

石の脇の木杭には
”木ノ根茶屋跡”と書いてある。
(杭は、少し移動したのだろうか?)



一安心して、分岐点に戻ろうとしたら、
八十里峠の石の直ぐ右に、踏跡がある。
傍らの木杭には、赤い字で、
八十里越古道”と書いてある。

たった今、私が見た道は、切り通しで、
明治20年台に削開された道だろう。
おそらく古道が継之助の通った道だろう。




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