このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

滝沢街道2 (1)


H16.05.05(曇時々小雨)、
天気が良ければ、残雪の燧ヶ岳に挑戦するつもりだったが、
雨の降りそうな曇なので、疲れ残らない程度のトレーニングとして、
滝沢街道を歩いてみた。

ここも、なかなかの花盛りだ。
 飯盛山参道近くの脇道にて。

 シャガ(射干)
  湿った林の下等に生える。
  名前の由来はヒオウギの漢名前とか。




 ムラサキケマン(紫華鬘)

 華鬘:仏教の装飾で、密につく花。
 茎は太いが弱く、雨に倒されるが、晴れると立つ。

ニガイチゴ(苦苺)
 葉は三裂する事が多く、不揃いの鋸葉あり。
 花は白く上向きだが、皺クチャな感じ。

旧滝沢街道に入る。

登り口から、もう、小さな草花の競演が、始まった。


ラッパの様な小さい黄花だ。
遊歩道入口手前の右手にあった。

ミゾホオズキの花が似るが、溝酸漿の花期は、
6〜8月、葉も茎の途中に対生する。

 これまた

 根近くの葉は、こんな(↓)




 クルマバソウ(車葉草)

  葉は輪生し車輪に見えるのでついた名前。
  花は白の4弁だが、小さくて分かりにくい。
  葉は乾燥させると香があり、欧州ではワインの
  香づけに使用するらしい。
 


ヤマネコノメソウ(山猫の目草)

花中央が茶色で、猫の目に似ている。


葉が対生するのが、”猫の目草”、互生するのは
”山猫の目草”だ。(↓)葉は、対生ではなさそうだ。



 ついでなので、沓掛峠付近でみた同様の花。

 ネコノメソウ(猫の目草)
 
 花は、猫の目にも見えないが、燈台草の様な
 杯状花序でもない
 中央右の花の下の葉、対生している!

 真上から見ると、こんな(↓)だ。




 オオタチツボスミレ(大立坪菫)

 葉はほぼ円形のハート形。葉脈が凹む。
 花の中心の白い部分の周辺に紫の輪が
 ある。雪国に多く、やや大柄。

やがて、正面に茶屋跡、左手に舟石(↓)が現れる。





”滝沢街道2-2”に進む?

トレッキング・トップ 2 に戻る?

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください