このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

滝沢街道2 (2)




舟石を過ぎると、登りは緩やかになる。

やがて、滝沢峠だ。

 滝沢峠には、”戦死十八人墓”がある。

 この辺に放置された戊辰戦争の戦死者を、
 地元の金堀村・下馬渡村(共に集落サイズ)
 住民が埋葬したものだ。

峠を下りはじめると、

(登りでもみつけたが)アオマムシグサが生えていた。

ミツバアケビ(三葉木道、三葉道草)

蔓性。三葉アケビって、こんな花だったんだ。
赤茶色の三枚の花びらの有る方が、雌花。
葡萄の房状のものが雄花。雌花で、直径1.5cm。

金堀集落の民家には、クラッシク(八重でない)な椿が植えられていた。

 ツバキ(椿、ヤブツバキ:藪椿)

  厚葉木または艶葉木が語源と言う。
  海岸や沿海の山地に自生するが、
  内陸でも、民家に植えられている。
  種子から椿油をを取る。

  雄しべの花糸が合着し筒状で、
  白い(これは少し黄色?)

金堀集落から車道の左カーブを通り、もう一度街道に
入る。登り始めてすぐ、右手に、
”十一人の墓”なる案内板がある。

道の脇の坂の下に、石碑がある。あれだろう。

滝沢峠から沓掛峠間には、山の桜が色々あった。
 (次ページにまとめました。)

ジグザグの道を少し(滝沢峠までの1/3くらい?)登ると、
 沓掛峠が見えてくる。

峠近くの山側に黄色い花が、咲いていた。

 ヤエヤマブキ(八重山吹)

 山吹の園芸品種だが、古くから庭園・公園に
 植えられていた。

 太田道灌の「七重八重 花は咲けども・・・」
 の和歌で有名?


今は切り通しになっている(何時切り通しになったのかは、私は不詳。明治初期?)
沓掛峠に着いた。





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