このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

田代山・帝釈山 (1)


H15.07.19(曇、時に小雨 まだ梅雨が明けない割には良い方か?
天気予報は悪いが、舘岩村&桧枝岐村の
田代山(たしろやま、1,971m)・帝釈山たいしゃくさん、2,060m)に行ってきた。

猿倉口、2.5h
 7/19、曇
キンコウカ、チングルマ第2形態、
 銀竜草・・・、帝釈山は展望良。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:帝釈山 、湯西川
山・高原地図:14 尾瀬
ルート



オカトラノオ (丘虎の尾)
 例に拠って、アプローチでも少し撮影した。

 5弁の花を穂状に咲かせ、先端が少し
 垂れ下がっている。

 湯の花温泉の一つ南の集落(廃屋)で、撮影した。
  後で解ったが、近くの里山にも、結構あった。
 猿倉登山口についた。

 写真左上の木、所々の葉が白いが・・・
 マタタビ
(木天蓼)   :蓼:一字では”たで”
  蔓性の植物だが、自分だけで藪を形成
  する事もあるらしい。 花は2cm程の
  白い花で良い香があるが・・・
  猫も喜ばないとか・・。
駐車場(〜入り口付近)で、ふと見上げると、

ツルアジサイ(蔓紫陽花)


 アジサイ属で唯一の蔓植物。
 上手く大木に巻きつくと、15m位行く
 らしい。
 オニシモツケ(鬼下野)

  私より、背が大きい。(開花すれば)茎の先端に、
  綿菓子の様にふわっとした花を付ける。

  葉は大きいモミジ様の葉。

トリアシショウマ(鳥足升麻)

 山吹升麻に比べると、花の集団の枝が細く、
 曲がりくねっている。
 
 葉は小葉が3出し、鳥の足に例えられた。
他にも、ミヤマカラマツ等がみられた。

登りも半分を過ぎた頃から、登山道の周りには、
白十文字の地味な花が多くなった。

ゴゼンタチバナ (御前橘)  なんて・・派手な名前の様だ。
しかし、結構逞しくて、山頂付近以外の帝釈山までの登山道の
殆ど全ての所で、見られた。



1時間程登ると、小田代だ
小田代には、プチ感動がある。

それは、
手頃に体をいじめた後の御褒美の様に!
(旅館の大広間よりも)狭い敷地の中に、田代山頂湿原と変わらない
たくさんの種類の花を咲かせているからだ。


 キンコウカ(金光花、金黄花)


 直径1.5cm程の花が、穂状に付く。葉は、細長い。

 (少し時期が早かったが)今回の目標だ。
 まだ、3分咲きくらいだった。
 一面の〇〇〇は、2週後あたりか?

チングルマ(の実)

 クレヨンで書いた様な、花だか、枯れ草だか?

 実は、チングルマの実(種)だ。花弁の様なものは、
 種が飛んでいくための、羽のようだ。

 チングルマ第二形態、いけてます。
 シラネニンジン(白根人参)

  一個一個は2〜3mmの小さな花だ。葉は、人参の様な
  小さなクシャクシャした感じの複葉だ(ったと思う)

  同じ様な花で、
  葉が少し大きく、尖った感じのは、イブキゼリモドキ、
  糸の様な小葉は、ミヤマウイキョウ。
 
 イワショウブ(岩菖蒲)


  岩の名が付いているが、湿地に生える。
  葉は、菖蒲の名の通り、細長い。
 タカネアオヤギソウ(高嶺青柳草)

  黄緑色の小さな花(これはやや黄褐色調だが)
  ノギランの花びらはもう少し細長く、短いのが間に入る。
  亜高山〜高山帯の草地に生える。

  シュロソウ属(茎の根元に、シュロの様な古い葉の繊維を
  纏っている。)に入っている。
 ?
 開いていないリンドウの様だが・・。
 先端の2弁だけ開いている花もある。

 タテヤマリンドウは晴天の日しか開花しないらしい。
 天気が悪いので、ヒネて、頑に花を閉じた
 タテヤマリンドウだろうか?。
 


小田代から、田代山山頂に登る途中で、
大きな種が透けて見える赤い実を見つけた。

ウスノキ(臼の木)
 
 若枝は緑色で筋張り、2列に短い毛が生える。葉柄・葉裏に短い毛が密生。
 果実は赤く熟し、先端が凹むので、に見立てられた。
 葉は楕円形で、鉤状の細鋸歯がある。






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