このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
田代山・帝釈山 (2) |
田代山山頂の湿原では、広々とした、遮るもののない視界が広がる。 植生は、小田代と殆ど同じだ。 | |||||||||||||||||||||||||||||
![]() 今まで!しぶといタテヤマリンドウと、 サワラン、モウセンゴケの共演。 | |||||||||||||||||||||||||||||
![]() ネバリノギラン (粘り芒蘭) 茎、花序、花被は腺があって粘るらしい。 | |||||||||||||||||||||||||||||
![]() 何と!ニッコウキスゲが最盛期!で、 ワタスゲと華やかな共演が見られた。 さすが、1900m超の湿原! 1000mに比べ、約3週遅い。 | |||||||||||||||||||||||||||||
一番上の湿原(大きさは最初の湿原の半分位?)から、来た道を振り返る。 ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||
![]() 小田代付近では終わっていたが、ここ 最上の湿地から帝釈山に向かう林では、 丁度良いくらいだった。 花弁の一枚に濃い斑点あり。 白山石楠花間違いなし。 田代山は、吾妻石楠花、白山石楠花 両方咲くんだ〜。 | |||||||||||||||||||||||||||||
![]() 今回は、中に入って、太子様の像を撮ってみた。 缶ビールが供えてあった。 | |||||||||||||||||||||||||||||
帝釈山への道は、最初は岩がちの急な下りだ。 ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||
田代山からの下りと帝釈山の登りの間は、しばらくフラットだ。 しかし、梅雨時の泥んこ道で、足場が悪い。 田代山から帝釈山まで、1時間と言うが、腹部に重りをつけた私の脚力は、 またまた、2割増し近くを要してしまった。 (60歳台?の大姉さんと若者のペアーに、道を譲ってしまった!) 道端では、ギンリョウソウ、ゴゼンタチバナ、モミジカラマツが満開だった。 オサバグサも、まだ、茎の上の方に2〜3個の花を残していた。 ![]() 姿を竜に例えて付いた名。 葉緑素を持たず、落ち葉等を養分にして育つ。 従って、日陰で発見できる。 ここには、見飽きるほど有った。 似た感じで、茎の先に複数の花をつけるのは、 シャクジョウソウ(錫杖草)と言うらしい。 | |||||||||||||||||||||||||||||
帝釈山の登りの半分くらいで、アカモノを見つけた。少し枯れかけていた。 山頂付近のアカモノは、生き生きしていたが、小雨降りで撮影気分にならなかった。 ![]() 東海〜近畿では、木の実の幼児語は、 モモ(桃ではない)だった。このモモが訛った。 写真右端に、小さな実が写っている。 | |||||||||||||||||||||||||||||
振り返ると、田代山が見える。 ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||
頂上が近づいたので、カメラをザックから出し、手持ちで登ろうと思ったが、 山頂付近は、馬の背様の岩場だ。2本の手がフリーでないと登れない。 ![]() その岩場の入り口で見つけた。 直径1cm程の小さな花だが、綺麗だ。 | |||||||||||||||||||||||||||||
帝釈山頂(海抜2060M)に着いた。 程なく、約30人の団体さんが、追いつき、 頂上を埋め尽くした。 ![]() 小雨まじりで、レンズに水滴がついてしまった。 | |||||||||||||||||||||||||||||
山頂からの展望は良さそうで、晴れていれば、尾瀬・只見の山々が、 見えそうだが(ごく一部見えた)、生憎の曇り空だった。 ![]() 北西の方を見ると、谷間に 集落(写真左1/3、下1/3の黄緑)が、 見える。 隣の人の話では、木賊温泉らしい。 | |||||||||||||||||||||||||||||
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総 括 1.コースタイム
my timeは、メモしていなかった。駐車場の案内板の時間+αぐらいだった ろう。 2.田代山の広々湿原も、岩がちの帝釈山も、とても良いのだが・・・ 空に厚い雲が垂れ込めていた せいか、今一つのインパクトだった。 山に はまって 間もない私には、帝釈山の登り下りが 脚に効いたみたいで、 返しの田代山への登りがキツかった。 |
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