このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

燧ヶ岳 (1)


H16.05.08(晴)、
昨日までも、明日からも芳しくない天気だ。今日だけが晴れ!
かねての予定通り、と言うか、春のメイン・イベント!

残雪の燧ヶ岳ひうちがたけ、2,356m)に向かった。

★★☆
御池口、3.7h
 5/08、晴
残雪の尾瀬沼・尾瀬ヶ原の俯瞰。
 雪渓登りと尻スキー。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:燧ヶ岳
山・高原地図:14 尾瀬
ルート




土壇場まで準備の出来なかった私は、昨日、仕事を終えての帰宅後、
登山靴に防水スプレーしたり、(初めて)簡易アイゼンの装着練習をしたり、
(ストックのリングが大きいと 地面から外れ易いのが、磐梯登山で、解ったので)
ストックのリングを夏用の小さいのに交換したりで,
(本当は20:00には寝ようと思っていたのだが)23:00過ぎ就寝になってしまった。

しかし、気合の入っている私!
本日、 a.m. 3:15 起床し(睡眠時間4時間だ〜!)、4:00に 出発した。

七入(大型バスの待機駐車場のある所)直前で、燧ヶ岳の雄姿が見えた。




a.m. 5:50頃、御池に着いた。
駐車場は比較的空いていた。10数台の車と、数個のテントがあった。
皆、まだ出発する気はなく、朝を楽しんでいる様な雰囲気だった。

全くルートを知らない私も、一番最初に歩き始めるつもりはなかった。
(ベテランの踏み跡を頼りに、歩きたかった。)
トイレ等の用を足し、a.m. 6:40 出発した。

お〜!登山口から既に!雪に埋もれている!
入口直後の案内坂(中央下縁)も、僅かに頭が見える程度だ。



道の向こうには、御池田代が見える。
(昨年の秋口、三条野ノ滝に行った時の記憶では、)
その少し手前に、燧への分岐があった。そこへ入った。

だ〜が! 雪の上に、踏跡が無い! 樹間の広い所を進むと、

あれ?、御池田代に出てしまった。
雪の溶けた部分では、水芭蕉が、
尾瀬の春の幕を開け始めていた。

そこには踏跡(スキーの跡)があった。
しかし、その跡は、裏燧林道経由で
尾瀬ヶ原に向かっている。

・・・・・。
私のルートがあるべき山腹を良く
見ると、大木の幹に(国有林を示す?
看板が張り付けてある。そこへ、進んだ。

そこで、もう一度周囲を見ると、かろうじて見えるくらいの所に
リボンがあった。さらに、次のリボンの所に進むと、
やっと、踏跡があった。(皆さん、私と違う所から登ったみたいだ。)

しばらく緩斜面を進んだ後の急斜面の下で、2つのパーティに、
追いついた。1つは7人程のパーティで、スキーを履いている人、
アイゼンを付けないつぼ足の人がいた(坂の途中で、一人滑落し、
結局、アイゼン装着したみたいだ)。迂回するルート上を進んでいた。

もう一つのパーティは、私より年配の二人連れだ。荷物を降ろし、
何と、本格的な14本爪のアイゼンを装着していた。
私も、アイゼン(簡易型の6本爪)を装着し、
こちらの二人を、道先案内人にする事にした(その踏跡を辿るだけ)

しかし、この人達は、ルート無視!
ジグザグのルートを串刺しする様に直登して行く。



(↑)写真上半・林間の明るい所がルートで、中央の足跡が私が辿った跡。


やっと、平沢田代に着いた。今は平沢雪原?



もう一度、急な登りを登り、暫く行くと、山頂が見えてきた。

 よく見ると、既に、多数の人が、
 頂上直下の雪渓や、目の前の
 雪渓を滑り降りていた。

 足元には、熊沢田代が見えた。


熊沢田代手前で休みすぎて、二人には離され過ぎてしまった。
スキーを担いだ40歳?前後の方が追いついてきたので、
その方について行く事にした。

スキー靴で作ったステップは、とても歩き易い!
林から雪渓に出る所で、その方は小休止した。咳をしている。
(風邪をひいているのに、山スキーに来てるんだ〜!)
私は、(おかげ様で歩き易くて)疲れてないので、そのまま進んだ。



雪渓の途中で、振り返る(↑)。
後のスキーを担いでいる人が、私の後半の道先案内人だ。
写真撮影や登攀ルートを迷っている間に、また抜かれた。



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