このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

燧ヶ岳 (3)




少しビビりながらも、キックステップで爪先を打ち込みながら登った。
柴安嵓(しばやすくら)山頂(2356m)だ。三角点は俎嵓(2346m)にあるが、
やっぱり、高さから言って、こっちが燧山頂では な・い・だ・ろ・う・か?



鞍部で、私より年配だが、本格的なアイゼンとピッケルを装備した
二人とすれ違った。頂上では、あの、(多分)私の後半の道先案内人が、
一人で、昼食休憩を取っていた。スキーを担いで、あの残雪の斜面を・・・。

しばしの歓談の後、彼は、かの斜面を、
エッジングの効かないテレマーク用のスキーで、(滑り)降りた。
私は、なるべく急斜面近くで、彼を見送った。
Good!名のある方かも(単なるゴマ擦りです)


柴安嵓からは、雪に覆われた尾瀬ヶ原が、とても良く見える。
そして、その向こうには、至仏山。



もちろん、尾瀬沼も見えるが、それは俎嵓からの写真で十分であろう。


尾瀬ヶ原北縁の山並の
向こう、越後駒が見えたか?と
と思ったが、地図で検討すると、
手前の、
平ヶ岳だろう。


俎嵓を振り返り見る。 さぁ、下山しよう。




俎直下の雪渓の下半分は、用意したマットで、尻スキーをして降りた。
尻スキーは、急斜面でも、緩斜面でも、やりずらいのが解った。

下りは、皆様の踏跡を下った

 皆さんは、夏のルートに入らず、御池
駐車場の左角から、ルートに入ったのだ。

少なくとも登りは、どこを通ろうとも、
上へ向かって登れば、山頂に着くのが、
解った。


                     総 括

1. コースタイム。
  山好きな方のHPでは、(この時期)俎嵓までは3時間とあるが、
  私には、それは無理みたいだ。入口で少し彷徨ったが、下記。

出発地御池広沢田代熊沢田代小計俎嵓柴安嵓
到着地広沢田代熊沢田代俎嵓柴安嵓御池
my time1:100:581:343:420:272:12
(柴安〜俎:
30分強?)
マップ.1:000:501:403:300:202:50

2. 天候にも恵まれ、雪に被われた尾瀬を、十分に堪能できた。
3. 柴安直下の雪渓は、急で、雪は緩んでいて、滑落を想像すると、
  かなり 怖かった。特に下りは、じっくり、時間をかけて下りた。
4. 俎嵓直下の雪渓の下半分で、尻スキーを楽しんだ。時間も稼げた。



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