このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

会津朝日岳 (4)




さあ、最後の登りだ!
ルートは、(急斜面の)草原や岩場を利用して、切ってある様だ。
霧の中、(写真には写っていないが)最後の稜線も見えている。




 道すがら、白い殻の様な実は何だろう?
 と思っていたが・・・


 わ〜かって〜しまった〜!
 この赤味を帯びた実!イワショウブだ!


最後の稜線に着き、右へ進むと、ピークがある。
 どうみても、ここが、最高点だ。

南方向に伸びる尾根の絶壁の
紅葉が良い。

 東の谷も、良い。


しかし、道は続いている。

この山は、山頂までのピストンしかルートが無かったはず。
?ここは、山頂ではないのか?
道を進んでみる。
20m程歩くと、山頂らしきものが見えて来た。

振り返って見ると、
やっぱり、さっきのピーク(写真右↓)の方が高い。
(写真左の、霧に隠されそうなあたりが、登って来たルート。)




山頂に到着。方位板がある。




霧のため、遠くは見えなかった。西に、少し見えているのは、浅草岳か?




                      総 括

1.コースタイム

出発地駐車場三吉ミチギ人見ノ松山頂総計
到着地三吉ミチギ人見ノ松山頂駐車場
my time1:041:001:452:456:34
地図 .0:501:001:553:006:45

 あれっ、三吉ミチギまでは、なだらかで、途中でスパッツを履いた事以外に
 ロスタイムもないのに、大分オーバーしてしまった。
 まあ、良いんじゃないですか。優しい自然を、ゆっくり楽しみましょう。

2.印象

 * 人見ノ松までの登りは、何の変哲もない、平凡な山道なのだが、
   ふるさとの様な優しさで、私を包んでくれた。

   それは、多分、
   ・最初は、ほぼ水平で、徐々に斜度を上げる(準備運動として最適)事、
   ・岩や松の根の階段はなく、自分の歩幅で登れる事、
   ・(目立たない程度に)整備が良い事、泥んこ道が少ない事、
   ・広葉樹の潅木が多く、樹間から、向こうが見える事、
   そして、
   ・ミニ滝のある沢の音が、BGMとして効いているのだろう。

 * 稜線付近の紅葉は、満点ではないが、一応、及第点、OK!
   (山麓の紅葉は、かなり良さそうだが、ベストは2週後くらいだろう。)

 * 山頂下の絶壁の眺めも、なかなか良い。


優しい雰囲気で包んでくれる、癒しのある山だ。
”お気に入り”に入れておこう。



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