このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

小野岳 (2)




 さあ、頂上に向かって、最後の急登だ。

道の脇には、また、大木が〜。特徴的な葉!これは何の木だか分かった。

ミズナラ(水楢)だ。
 材に多量の水分を含んでいるので付いた
 名前。樹高30mになり、大楢の別名もある。
 葉柄は殆ど無く、小枝の先端に5枚の葉を
 付ける。葉は倒卵形で、鋸歯は粗い(深く
 鋭い)。ドングリは長径3cmと大きい。



ギンリョウソウに似ているが、先端は、徳利
みたいだ。シャクジョウソウの実は、黄褐色で
首が長い。ギンリョウソウの実か?

 サワラ(椹)
  檜に似るが、樹形に隙間があり、幹や枝が良く
  見える。高さは30mに達する。

  葉裏の白い気孔帯が、太いX字が特徴(↓)


ついでながら・・・檜。
(なかなか、山で、檜に遭遇できなかったが、近所のアパートの庭で、檜の
 若木を見つけた。「住宅地で」というのは不本意だが、参考までにUP。)

 ヒノキ(檜)

  御存知、香の良い木造建築の目玉。
  樹高はやはり30m程。葉裏の白い気孔帯がY字なのが
  特徴(→)。

霧のため、沼尾沼は見えなかった。
さあ、急登もあと少しだ、ラストスパート!

 道端で、ゴゼンタチバナや
 ハナニガナが励ましてくれる。

ミヤマカラマツもエールを送ってくれる。

 ミヤマカラマツ(深山唐松)

 広葉樹から針葉樹に変るあたりに生える。
 白い花糸の端側が太い。
 葉は長め。


頂上が見えて来た。


頂上到着。



頂上は、広い、数十人休めそうだ。
北斜面は急で、視界が広がりそうだ(磐梯山などが見える?)が、
今日は、霧で何も見えない。

(H18.07.30 猪苗代湖も見えました。興味ある方は、ここをクリックして!)

                      総 括

1.ルートタイム

出発地駐車場鉄塔山頂総計
到着地鉄塔山頂駐車場
my タイム0:371:161:303:23
山渓 .0:301:00-- .1:30+下山

2.最後のブナ林の稜線は、気持ちが良い。(林の向こうが空だから。)

3.小さい山だが、ほぼ休みなく登るので、それなりに負担がある。
  トレーニングに良いかも。



”小野岳(1)”に戻る?

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください