このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
至仏山(1) |
H16.08.01(晴時々曇)、台風10号が四国に上陸していた。
台風の影響を避けるため、思いっきり北へ逃げようか?とも思ったが、
福島県〜栃木県の天気は良さそうなので、至仏山(しぶつさん、2,228m)に出かけた。
鳩待峠、2.3h 8/01、晴-雲 | ず〜と見える尾瀬ヶ原。 |
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:至仏山 山・高原地図:14 尾瀬 |
ルート 図 |
会津若松市から至仏山は、直線距離的には近いが、 車では、大きく回り込まなければならず、遠い。 国道121号線を南下、今市で国道120号線(一部119号線の表示あり)に 入り、日光を越え、鎌田から国道401号線を北上し尾瀬戸倉(とくら)に至る。 (深夜の)行きは3時間30分、(午後の)帰りは4時間の運転だった。 車は、尾瀬戸倉スキー場の駐車場に停めた。 鳩待峠までのバスや乗合タクシー(どちらも峠まで900円)が待機していた。 |
乗合タクシーに乗り鳩待峠到着。正面は尾瀬ヶ原への下り道(私の帰路)、 右手が鳩待山荘、左手が私の登り道だ。歩行開始時(a.m. 8:15)は曇空で 山頂は霧に包まれていそうだが、(天気予報を信じ)「私が山頂に着く頃は、 晴れる!」という希望的確信が、私には有った。 O.K. Go! さすが尾瀬の人気で、この時期でも凄い人出だ。 団体さんも多い。しかし、ルートは狭く、一方通行の 幅しかない。団体さんのペースになってしまう。 |
約50分登った所に小湿地があり、展望が開ける。 第一回の休憩を取る事にした。 (↓)至仏山頂の霧も薄くなってきた。 (→)薄霧の中に、尾瀬ヶ原も見える。 |
更に10数分歩くと、森林限界近くだ。 近くに水場もあった。 小至仏山が見えてきた。 |
湯の小屋温泉への分岐を過ぎ、森林限界を過ぎると、 また、見晴らしの良い休憩ポイントがあった。 岩がちの小至仏山と稜線、そこに続く木道。いいっす。 尾瀬ヶ原は、まだ薄霧の中だが、 燧岳山頂が、雲の上に見えた。 |
この辺から、高山植物が目立ってくる。 ミヤマニンジン(深山人参) 葉の裂片が細い。 その他、 コバギボウシは元気なし。 タカネナデシコも元気なし。 |
小至仏山頂到着。 やっと、至仏山頂(↓)が、見えてきた。 尾瀬ヶ原も、全貌が見えてきた。 燧岳山頂は、また、雲を被った(→)。 登って来た尾根筋を振り返る(↓)。 |
小休憩の後、至仏山へ緩やかに登りを進んだ。 タカネナデシコ(高嶺撫子) 花弁の弁状部は、2/3まで裂けている。 |
タカネトウウチソウ(高嶺唐打草、フデトウウチソウ) 花穂の長さ 4〜10cm、白い雄しべの長さ 5〜8mm、 高さ 40〜80cm、高山帯の砂礫地や草地に生える。 根生葉の小葉は、 5〜7対。 よく似たシロバナトウウチソウは、高さ 30〜40cm、花穂 2〜 5cm、オシベの長さもこの半分以下だ。 |
至仏山山頂到着。 山頂はあまり広くないのに、たくさんの人々が休んでいる。 自分の休む場所を探すのも大変だ。 (↑)山頂碑は裏側。皆さん、碑によりかかかって記念撮影するので、 正面に回り込み難かった。 |
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