このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

大将旗山・額取山 (3)




あのピークを越えると、額取山(写真上・中央右)だ。




 ツルリンドウが、労をねぎらう。

 左上の葉は、アカモノ。
 花も数個、実も数個、アカモノにとっては、
 最も目立たない時期だったみたい。



筒状の花の下口唇に紫の馬蹄状の紋様がある様だ。

多分、カメバヒキオコシだろう。

それぞれの小ピークに、それぞれの味がある。




 平地の花だが、ツユクサ。

 1000m弱の この稜線は、平地の花と亜高山の花が
 混生している所が魅力だろうか?


テンニンソウ
(天人草)

筒状の花で、オシベが長く飛び出る。
多年草で、茎の基部は木化している。
花期、9〜10月。

名前の由来は、天人が落とした○×とか?


額取山(ひたいとり山、別名 安積山、安積山は他にもあり)山頂到着。



昼食休憩を取った。
今日は、霧の中、磐梯熱海近辺以上の遠景は見えない。
しかし、ここから、郡山市も、猪苗代湖も、磐梯山も、吾妻・安達太良も、
よ〜く見える事は想像できる(白いキャンパスに、画像が浮かんでくる)。


さ〜、帰んべ〜か。
高々2km先の大将旗山(写真中央左)が、遠くに見える。



帰り道、頂上直下で、初対面の花を見つけた。


クサボタン(草牡丹)

葉が牡丹に似ているので付いた名前。
巻き上がった4枚の花びら。


稜線も中程まできた時、雷鳴が聞こえ始めた。
自然に、歩くペースが少し速まる。



やがて、小雨がパラつき始めた。
大将旗山直下の坂は、小走りに下りた。
しかし、小さいブナ林の手前で、雨に捉まった。
カサをさした。(合羽を着るべき?) 歩くペースは、また、ゆっくりになる。
ドシャ降りの中、駐車場到着。


                   総 括

1.コースタイム

出発地御霊櫃峠大将旗山額取山大将旗山総計
到着地大将旗山額取山大将旗山御霊櫃峠
my time0:560:520:500:323:10

2.植物は、平地の花と亜高山ぽい花が混在しているが、予想以上に
 豊富だ。
 1000mチョイの低山だが、(多分、展望も良く) 稜線の雰囲気は、
 2000m級に近いものがある。今度は、天気の良い日に、また来たい。



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