このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


早池峰山 (1)


H17.07.03(曇)、
日本のウスユキソウの中で、最もエーデルワイスに近いという
ハヤチネウスユキソウを見たくて、早池峰山(1,917m)に出かけた。

河原坊、2.8h
 7/03、曇
名にし おう 花の名山。
日本版エーデルワイス。
39゜33’、141゜29’
1/2.5万 地図:早池峰山、高桧山
山・高原地図:6 栗駒・早池峰
ルート図
未作成



某HPに拠ると、ハヤチネウスユキソウは7月上旬が見頃らしい。
(私の素人植物図鑑には花季 7〜8月とあった。花に見える白い
物は総包(花に一番近い葉)なので、長持ちするのかもしれない・・。)
今年は3月の大雪の影響で少し遅れるかもしれない・・・?

でも、地元の山岳会主催の鑑賞会も、7/02・7/03に開催される様だ。
天気予報も、梅雨時にしては 悪くなさそうだし、よし、行こう!

道路地図を見ると、東北自動車道から柴波I.C.で降り、県道45号線〜県道25
号線を東進するのが近そうだった。

県道25号線を東進し、道路標識の”早池峰山→”に従って走行していると、
国道396号線を南下し大迫(おおはさま)に至り、そこで県道43号線を北上、
早池峰ダムで県道25号線と合流し、25号線を東進させられてしまった。
(県道25号線の折壁峠は道が悪いので、この様な案内になったのだろう。)

これなら、花巻南で降り、国道283号線に乗った方が良かったかも・・・。

 それはともかく・・、
 岳駐車場に到着。
 100台は収容可?

 シャトルバス(写真
 右、往復 1,000円)
 も待機していた。

駐車場に到着したのは、a.m.5:40頃だったろうか?
シャトルバスの始発は 6:00 らしい。若干遅れて、バスは出発した。

バスでは、シニア女性主体の30名程の団体さんと一緒だった。
”自然案内○×”等という腕章を付けた男性が2〜3人いた。
もしかすると、これが、地元山岳会主催の鑑賞会かも。

河原坊(正面コース登山口)で、バスを降りた。
団体さんも、そこで降りた。

この団体さんの後を歩くのは辛そうだ。
(聞こえた話では、この山行のために、かなり トレーニングしていた様だが・・・。)
準備運動もそこそこに、出発した。時刻は、a.m. 6:34。



すぐに岳川源流の沢を渡る。


  コメガモリ沢を左に見て、沢沿いの林の中を
 登る。

ミヤマカラマツ(深山唐松)
 白い花の様に見えるのは雄しべで、先端が太く
 なり、他のカラマツソウに比べて一本一本が見え
 にくい。葉は縦長な感じ。花季は、6〜8月。
 


 右に分かれる小沢を渡り、左の沢沿いに 登り続ける。

(↓)沢にトラロープが張ってある。どうやら、ここを渡るらしい。



左岸へ渡って、右岸に戻る。
 もう一回左岸に渡り、
 (←)しばらく 左岸を溯上する。

華やかな花が出始めてきた。

ミヤマオダマキ(深山苧環)

青紫の花びらに見えるのは蕚、
白い部分のあるものが花びら、
上の尖がりは距だ。
高山の岩場・礫地に生える。
葉は、手のひら形が3枚で一組
(ピンボケの所)
苧環:麻糸を巻いておく道具。

c.f. ヤマオダマキは、低山に生え、
 蕚と距は赤紫、花びらは黄色。

やがて、また右岸(〜沢そのもの)を登る様になる。



霧で薄っすらとしか見えないあたり(頭垢離(こうべごおり))で、
沢と離れて行く人達も見える。


 ハクサンチドリ(白山千鳥)

 実際はもっと濃い赤紫色だった。
 本州では、深山〜高山の草地に生える。
 花季は6〜8月。


ミヤマアズマギクとチングルマの実。
少し上では、チングルマは、まだ花だった。


頭垢離で沢と別れ、ガレ場の尾根筋を登る


 少し登ると、ハヤチネウスユキソウが現れた!

これは、良いかも。


 っと、
 三連星だ。
 (四連星?)



”早池峰山(2)”に進む?


トレッキング・トップに戻る?

データサイト・トップに戻る?


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください