このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
クマガイソウの里 (1) |
H17.05.18(曇ー小雨)、
過日、会津から福島へ箕輪トンネル経由で行った際、
土湯温泉の直上・県道52号線(福島CC等あり)分岐で、my best Half !!!が独り言?を言った
「”熊が居そう”だって!恐いね〜・・・・ん?群生地?植物か〜!」
その案内板には、カタカナで、”クマガイソウ・・・”と書いてあったらしい。
(私は運転手だったので、気付けなかった。)
5月15日の地方紙の 「うつくしま・みずウオーク2005福島大会」(荒川)の記事に、
”熊が居そう!”の写真が載っていた。クマガイソウは、福島市あづま総合運動公園を
起点とする荒川沿いの遊歩道の 菊心庵付近でも自生しているらしい。その付近では、
滝の様な地蔵原堰堤もビューポイントらしい。
今日は、水曜日固定的に入る重要な仕事が入らなかった。
!
急遽、午後のみ、有給休暇を取り、 my best Half と伴に、
(土湯から入る)水原の”熊が居そう!”を見に行く事にした。
クマガイソウの里 | 絶滅危機の熊谷草、 他 山吹草 山芍薬・・。 |
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:安達太良山 |
案内板の誘導に従っただけなので、確信は無いが・・・ 周りの地形を考えると、ここ(↓)の様だ。 | ||
赤線が遊歩道(低精度)。上図の縮尺は、1/2.5万(4cm:1km)程度。 上図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の 数値地図 50000(地図画像)及び数値地図 50mメッシュ(標高)を使用し (承認番号 平17総使、第588号)、カシミール3Dで作成し、 若干、加筆したものである。。 |
クマガイソウは、ラン科の多年草で、一の谷合戦等で知られる源氏方の武将・熊谷直実が
背負った母衣(ほろ)に花の形が似ている事で付けられた名前らしい。 別名:ホロカケソウ。
環境省レッドデータブックでは、「絶滅危惧 II 類(絶滅の危険が増大している種)」に指定され、
大量の群生地は、ここ水原を含め、全国で3ヶ所しか無いらしい。
5/08〜5/25、”水原の自然を守る会 第3回クマガイソウまつり”が開催されていた。
連絡先:福島市松川町観光協会 ;024-567-2111 ,
水原の自然を守る会 会長 服部善明氏;024-567-6640
盗掘に会った事もあり、地元有志の方が交代で見張っているらしい。
盗掘は止めましょう!
花は、自生している自然の中で鑑賞しましょう!
「自宅の庭で見たい。」と思ってはいけません!どうせ生育条件が難しく、育たないし。
水原集落は、県道52号線上、平地部と山間部の境界付近にある。 国道115号線・土湯温泉からも、国道4号線・福島市松川からも、入れる。 (少なくとも)土湯温泉直上からは、案内板もあり、分り易い。 福島C.C.の直前で、Y字路があるが、右・福島C.C.へ入る。 (左は、山腹を下り、国道115号線に戻ってしまう。) | ||
福島C.C.を右手に見ながら通り過ぎる。 マルバアオダモ(丸葉青だも) 高さ10m超。雪が積もったかの様に、 たくさんの花を咲かせる。 青だもの名前は、表皮を剥くと、緑色 の樹肌が現れる事に拠る。 アオダモの仲間も多い。葉に鋸歯が有る のがアオダモ、鋸歯が無いのが マルバアオダモだ。(↓)無さそう? | ||
やがて、山間部が終わった頃、水原集落になる。案内板に従って右・南に 曲がる。(角に広い駐車場を持つ藤八蕎麦?がある。) 数分走ると駐車場(3ヶ所、計100台?)が ある。水曜日の午後なのに!6〜7割埋ま っていた。 入場料(管理費) ¥300.。 維持・管理、御苦労様です。 ルートは、写真左の杉林の暗い部分だ。 | ||
道の途中では、クマガイソウ以外の花も、花盛りだった。
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ラショウモンカズラ(羅生門葛) 花が、羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼女の 腕に似ているので付いた名前らしい。 花が終わると、根元から蔓を出して伸びる。 | ||
クリンソウ(九輪草) 花が輪生して何段にも咲くの付いた名前。 多湿な所に生える。 葉は根元から放射状に広がる。 | ||
ルイヨウボタン(類葉牡丹) 葉が牡丹に似ているので付いた名前。 花径は1cm。花弁に見えるのは萼で、花弁は 小さく目立たないらしい。 |
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