このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


クマガイソウの里 (2)





時間を計っていないが、10分程歩いたろうか?
横T字路を右に曲がって、クマガイソウ群生地に到着。




クマガイソウ(熊谷草)
ラン科の多年草で、一の谷合戦等で知られる源氏方の武将・熊谷直実が
背負った母衣(ほろ)に花形が似ている事で付いた名前。 別名:ホロカケソウ
2枚の扇状の葉の間から花柄が出て、1個の花を付ける。
環境省レッドデータブックでは、「絶滅危惧 II 類」に指定されている。

(遊歩道からの)遠目には、花径 5cm程に見えたが、
実は10cm程で、国内野生蘭で最大と言う。




そこから右へ登り道があり、「ヤマシャクヤク群生地へ200m」との案内板が
あった。下りてくる方に聞くと、まだ蕾だと言う。とりあえず、パス。

元の横T字路に戻る。駐車場から真っ直ぐの道には”ニリンソウ・ヤマブキ
ソウ群生地へ150m”との案内板があった。二輪草は何処にでも有るが、
ヤマブキソウは、そんなには見れない。行って見ましょう。

 ヤマブキソウ(山吹草)

 花が、木の山吹に似ているので
 付いた名前だが、山吹の花より
 質感が有り美しい。花径5cm。
 湿気のある樹林下に生える。

ヤマシャクヤク(山芍薬)

深山の沢沿い等の腐植の多い所に生え、
高さ40cm程。花は、径5cm程で、水平に
開く事は無い。

花とは対照的に赤い派手な実を付ける。



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