このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

三岩岳 (3)




山頂到着。



空は曇りがちになってきた。


西には、越後三山等が見えて
いると思うが、この状況では、
座の同定はできない。

南、会津駒ヶ岳(写真上の稜線の中央のピーク)に続く稜線は、
笹に覆われた質感が、とても良い。
ここに、(会津駒ヶ岳への)縦走路が欲しい感じがする。




あれ、会津駒の後に重なって、
双耳峰が写っている(→)。
燧ヶ岳だ。
その左には、日光連山等が見えていると思うが、やはり座の同定は難しい。







東には、この山の名前の由来の三ッ岩が見える。

 その左上に、
 高畑スキー場が
 見えている。

 さらに、その向こうに
 高杖スキー場が
 肉眼では見えている。
 
 つまり七ヶ岳だ。その
 向こうに那須連峰が
 見えてるかと思うが
 これも、同定は困難。

(遠方露出の写真を)画像処理した(→)。
赤矢印が高杖スキー場だ。
(高畑スキーが、写真左下隅)


登りに予想以上の時間(休憩コミ5時間弱)がかかった。
昼食休憩は短めにし、早々に下山した。

ゆっくり下りたら、歩行時間総計は7時間を超えてしまう!
7時間をかける山では、あるまい。
帰りは、例の小沢で水補給をしただけで、やや足早に下った・・つもり

ところで、旧道(尾根コース=増水時の迂回路)の登山口って、何処なのだろう?

 小豆温泉登山口の手前(東)のスノーシェッド
 の手前 数10mの北側に、洒落た道標が・・・
       登山口は、ここだろう!
 踏跡(写真左下)は、しっかりしている。小豆温
 泉登山口までの車道歩きも、500mは無い。

 そうか〜、ここで国体が行われたのか〜。

さらに 数10m手前には、10台弱側車できそうな細長い駐車スペースと、
広場と、楕円形の青い石で作られた(国体?)記念碑があった。


1.コースタイム

出発地駐車場旧道
  分岐
避難
  小屋
登り
  小計
山頂旧道
  分岐
  総計
到着地旧道
  分岐
避難
  小屋
山頂旧道
  分岐
駐車場
my time1:501:420:494:211:261:096:56
新分県1:401:400:404:001:301:056:35

 新分県は、山渓「新分県登山ガイド”福島県”」にあったタイム。
 旧道分岐の案内板にあったタイムも、(ほぼ)それに同じ。

2.会津駒ヶ岳や三ッ岩の眺望は良い。沢も良い。
 悪くはない山なのだが、感動より、登り時間の方が長い感じだった。
 (標高差1,265m程? 山渓・新分県ガイドに拠ると、累積標高差は1,308mらしい。
  下った記憶は無いが・・・。)


 だが、翌日の私の足には、「存分に歩いたな〜!」という充足感があった。
 登り時間は長いが、東北百名山の名に恥じない山だ。

 そして、軽い山だけ登っている時期に、「たまに トレーニングしたいな〜。」
 等と思う時には、おあつらえ向きのトレーニングになる山だ。

 もし、また登る事があったら、下山の最後は旧道(尾根コース=増水時の
 迂回路)を下り、迂回路維持に 小さな貢献をしようか? 所要時間増は、
 30分程度だろう。

 山で会った人は、6人だった。登り時、黒桧沢出会いで、昨晩(豪雨だったの
 で?)
避難小屋に宿泊し下山途中の方1名(車のNo.から推定して水戸の人?)
 下山時に、山頂下で1名と、避難小屋下で4人グループ(同じく新潟の人?)
 のみであった。 確かに、静かな山旅であった。私だけの時空であった。



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