このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

三岩岳 (2)




避難小屋への尾根筋も半ばを過ぎると、(とてつもない急斜面が続くという訳でも
ないのだが、足に乳酸も貯まってきてか?)
私・オジサンは息が切れ始めた。
頻回に、立ち止まって、深呼吸をしてしまう。

 三ツ岩は、見えるが木が邪魔だ。



傾斜も緩やかになって、「もう小屋が現れるかな?」と思っても、
すぐには、小屋にならない。

小さな湿原が現れた。
正面に、三ッ岩が見えているが、林が邪魔 過ぎる。


ここの黄色い花は、

オタカラコウ(雄宝香)。

一つの花(頭花)には、花びらの様な舌状花
が5〜9個、中心に筒状(とうじょう)花が
10個以上かたまっている。

葉は心形で直径は30cm程ある(写真下
に一部が写っている)。
 沢沿い等に咲き、
花茎の高さは100〜200cm。
花期は7〜9月。

メタカラコウは、舌状花は1〜3個、
高さは、60〜100cm。

その後、すぐに避難小屋に到着する。
ログハウス型だ。

ここでは、休まない予定だったが・・・ここまでが
予想よりハードだったので、休憩する事にした。

小屋の前には、小さな水の流れをパイプに通し
水を汲み易い様にしてあった。水は冷たくはない。

オニシオガマ(鬼塩竈)

シオガマギク属で最も大きくがっしりしているので付いた
名前だ。花茎は太く、白い毛がびっしりと生えている。
高さ80cm、花も径4cm程。花期8〜9月。


小屋から上も、直ぐには視界が開けない。

幾つかの小さな湿原が現れる。 通り過ぎて振り返る(↓)と、
(写真では白く飛んでいるが)伊南村の高畑スキー場等も見える。



ここの黄色の花は、キンコウカだ。

 笹の背丈は 私より若干
 大きくて、三ッ岩は、頭
 の部分しか見えない。


 やがて、三ッ岩の右端の部分が
 真近に見えてくる。

 左の木道はすぐに終わる。
 山頂へは、右の木道を進む。

イワイチョウ(岩銀杏)。

こんなに綺麗に岩銀杏が撮れたのは、
初めてだ。

初陣の、panasonic LZ2 恐るべし!?
(これまで愛用の京セラ Finecam S3Rは、
 日中飯森山での半水没で壊れた・・・。)

丘状の部分を少し登ると、
山頂は目前だ。あまり広そうな山頂ではない。



タテヤマリンドウも咲いていた。



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