このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


女峰山 (3)



”左手 数mが絶壁”とは感じられず、緑の中を進む。
短い岩登りが終えると、最後の!緩やかな尾根筋の登りだ。
もう、頂上が真近に見えてきた。
 霧の中、頂上に立っている人も見える。頂上は狭そうだ。




頂上の下の緑のトンネルでは、ミネザクラが
 咲いていた。


 すぐに、社と小さな広場が現れる。
 数人のパーティーが団欒していた。

 左に見えるピークが山頂だ。社の左を登る。
 写真では遠く見えるが、20m程か?

やっほ〜!女峰山・山頂だ〜!



写真で、この道標の文字を読むのは無理!?


 南東を見下ろすと、さっきの社&広場。

 写真中央左から、私は来た。
 写真中央右が、唐沢小屋への道だ。

南を見下ろすと、荒涼たる地形だ。
でも、小石が留まれる斜度だ。その先に、絶壁があるのだろう。




右手には、帝釈山。その奥に
薄っすら見えるのは太郎山、
その左は、小真名子山だ。
大真名子山〜男体山は左
の霧の中だった。

写真左下外、帝釈山へ向か
う扉の縁の様な下りを、撮り
忘れてしまった・・。

時刻は12:24だった。とにもかくにも、昼食休憩。
霧が晴れるのを待つかとも思ったが、霧は晴れそうに無い。
12:55、下山する事にした。

山頂下(社下)から下山路(ピストン)を見下ろす(↓)。




写真中央右上この2人、9時過ぎのリフトに乗り、3時間で来たらしい。
この2人、年齢不詳ながら、片方は白髪も混じり、私と近い年齢だろうか?
体格もやや大きかった。登りの水場付近で抜かれたのだが、山頂までは、
(私も元気出たので)あまり差が無かったかもしれない。

 しかし、やっぱり、登りも下りも早い!
山頂下の社から少し下りた所なのだが、もう、こんなに離されてしまった。
(下りも、余裕でリフトに乗れるでしょう。)

霧(雲)が濃くなってきた・・・・・・・。


あの、踏跡が何本にも分かれている短い登り
(今は下り)のポイントで!
霧(視界20m?)もあってか、私は、道を失った。

坂を下って、踏跡に従ったつもりなのだが・・・踏跡が消えて行く・・・。

そうだ!頂上側の尾根には、しっかりした踏跡が有ったじゃないか!
頂上側の尾根に戻ってみた。
しかし、頂上側の尾根は、その高さでは道も細く、絶壁(崖崩れ)だった。

もう一度、駐車場側に戻り、尾根様の所の下りを下りてみた。
踏跡は弱く、徐々に消えていく・・・・わ〜、参った。

この山は深いぞ!
一瞬、「捜索隊が出た。」なんてニュースが、頭をよぎる。

尾根様の所の下りは、磁石を見ると、南方向に下っていた。
はて? ここの下り道は東方向のはず・・・・・
(帰宅してから!!! 地図で確認すると、私は、水場より約300m西の
南に伸びる小さな尾根を下りかかっていた様だ。


下りかけた尾根様の所を、逆に登ると、直行する方向に道があった!

あそこでは、踏み跡群の左・
水平〜やや登り目に道を探すと良い様だ。
(往路時、振り返って、よく覚えておく事!)

そこを過ぎると、霧が少し薄くなった。
(肝心の所で最強の霧!参りました。 m(_ _;)m 

(ここ以外は、迷いそうな所は無い。進入禁止のトラロープもある。)


時刻は15:00過ぎ頃だったか?
奥社跡の少し前あたりで、雷だ〜! 氷(ひょう)が降ってきた。
頭上・真近で雷鳴が轟いている〜!

雑木林の中なので、赤薙山頂までは、そのまま進んだ。

さて、この後は、潅木帯、私より大きいものが無い。
小休止して、雷が遠ざかるのを待とう。
10数分の小休止の後、下山を再開した。

霧降高原リフト山頂駅が見え始めた頃、リフト終了(8:30〜16:00営業)の
アナウンスが流れていた。やっぱり、私のペースでは、リフトの営業時間内
での山頂往復は、若干辛いようだ。(休憩無しだと丁度。)

リフト山頂駅(=キスゲ平)通過は16:25 だった
色々怖い事もあったが、16:56 無事 駐車場到着。


                       総 括

1.コースタイム

出発地駐車場赤薙山一里曽根山頂赤薙山総計
到着地赤薙山一里曽根山頂赤薙山駐車場
my time1:471:481:142:29-10?1:178:35-10?
地 図2:151:471:382:451:209:45

 地図の赤薙山〜一里ヶ曽根〜山頂のタイムは、一里ヶ曽根から水場まで
 を8分として補正した。
 道を失っていた時間は、(短い距離を2往復しただけだから) 10分程か?
 雷の時は、雑木林の中を歩き続けたので、ロスはあまり無かったか?
 
2.赤薙山手前の稜線はGood。
 他の展望は霧に阻まれたが、なかなか良さそうだ。機会があったら、(もう
 一回同じコースでも良いが)志津からの周回コースでも考えたい。
 寂光の滝を経由するのは、一泊でないと辛そうだ。

 水場の後、尾根筋が少し変る所は、ルート確認要注意であった。



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