このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


手倉山 (4)




西登山口への下りは、それ程変化のない尾根下りだ。


 
こちらのコースも大木が
 散在していいる。

 (←)アカマツが多い。
 写真下の緑はアセビ
 (高さ2〜3 m)だ。


尾根沿いに西方向に下って行き、尾根の先端直前で、
南方向の尾根に移り、やはり単調に下る。


 ここでも、赤いドングリの芽
 (コナラ)が、多数見られた。
 
 ここで見たコナラの木肌は、
 縦に、長く深い裂け目が
 あった。(前掲)

南方向の尾根を下り切ると、コースはやや東方向になる。


 程なく、小さな沢を渡る。
 (写真は、沢を渡り少し下ってから、振り向いて
 撮影した。私は写真左縁中央から出てきた。)
 ここまで来ると、もう西登山口は見えている。

西登山口 到着。



こちらから登ると、沢を渡るポイントが目立たない。
鳥居から10m程進み、沢手前を登り(数m)ながら、
左手を良く見ていると、沢を渡った後の踏跡が分かる。

西登山口付近の高瀬川は、
沢と渓流の中間付近の雰囲気で、
良い雰囲気だ。

高瀬川沿いに県道253号線を、南登山口に向かう。
何処にでも有る風景かも知れないけど・・・、この明るい渓流には、
開放感と安らぎが、満ちている。新緑・紅葉の頃は、期待できそうだ。




 道路左手、これは何だ?人工的な穴だ。
 洞門の向こうに、ガードレールが見える。

 通れなくはなさそうだが、とりあえず、パス。

更に、253号線を少し進むと、古びた目立たない案内板に”行司ガ滝→”と、
書いてあった。どうやら、高瀬川を対岸に渡って行くらしい。高瀬川は浅く、
川を渡るのに丁度良いくらいの間隔で大石が並び(一部人工的?)、濡れず
に渡れる。

最初、高瀬川の支流の右岸を進むが、やがて左岸を進む様になる。
だんだん絶壁の渓流気味になる。と、突然、両岸を結ぶ鉄筋の橋が現れた。
鉄筋の橋を右岸に渡ると、行司ガ滝が姿を現した。県道253号線から、歩程
10分だった。

落差は10m強(12m?)と小さいが、
水量もあり、それなりに存在感が
ある。少なくとも、片道10分を費や
す価値は有る。

この水は何かの用水に用いられて
いる様で、小さなダムと取水口が
あった。

県道253号線から発電所の所で分岐
する道からも、滝の上流からここに
来るルートがあるらしい。駐車場も
あり、ゆっくり歩いて40分程らしい。

県道253号線に戻り南登山口に向かう。すぐに、市町村は葛尾村から浪江
町に変る。少し行くと、例の洞門の出口があった。こちらは、崖崩れ防止の
ネットに覆われていた。岬状の部分をショートカットする洞門の様だ。


県道253号線は、春の花々が咲き始めていた。

 フキノトウ


キクザキイチゲ

 カタクリ


                       総 括

1.コースタイム

出発地南登山口岩場山頂西登山口”行司ガ
滝”往復
総計
到着地岩場山頂西登山口南登山口
my time1:040:300:280:272:29
 山渓 .下り 0:30登り 1:00

2.南登山口からの登りは、少しづつ情景が変化し、楽しい。
 (三角点&最高点のピークでない)岩場の狭い山頂での”眺望一人占め”の気分が、
 (風が有り、長居する気になれなかったけど)とても良い。
 山頂直下の短い岩場も、(安全策としては間違いルートだったが)プチ登山家
 気分で、楽しい。

 高瀬川渓流・行司ガ滝も、(他の山々ででも 見れるレベルだが)それなりに、
 開放感・いやしがあり、それなりに味がある。

3.こうして写真を整理していると、今回のコースどり(周回コース)が、ベストな
 選択だったように思えた。




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