このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
栂峰 (2) |
山頂らしきものが見えてきた。 蔵王神社だろう! | |||||||||||||||||||||||||||||||
蔵王神社は、若干広く刈り払いしてある(↓)が、視界は広がらない。 (山頂ももうすぐだが)歩行時間が2時間を超えたので 若干の休憩を取るつもりだったが・・・。 神社は木札(→)のみで、石祠も無い。 展望も開けない。 休憩せずに、山頂に向かった。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
山頂までの道は、ほぼ水平で、オオシラビソの並木道が、とても良い 。 紅葉に囲まれていると 更に良い。 各ガイドブックには、 ”栂”峰ではなく、オオ シラビソだとあった。 葉を見ると(↓)成る程 オオシラビソだ。 | |||||||||||||||||||||||||||||||
やがて、山頂に到着する。 2つの石祠は崩れ気味だ。 石祠の脇にあったという (栂ではなく)オオシラビソの木は、風雪に折られ、枯れている。 裏返しになっていた木札を返すと、 ”栂峰山大神”と書いてある。 霧が濃く、周囲は真っ白なキャンパスだった。 白いキャンパスには、オオシラビソだけが描かれていた。 それは、それなりに絵画的で、満足感があった。 昼食を取っていると、指先がしびれてきた。体には、まだ 登りの余熱があったが・・・10月の雲の中は、寒いのだ! | |||||||||||||||||||||||||||||||
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長径3m程の小さな池塘がある。 その先は、展望が利く様に刈り払いされ ていて、吾妻連峰が望めるらしいが・・、 今日は、真っ白〜! | |||||||||||||||||||||||||||||||
総 括 1. コースタイム
東北・百は山渓「新版東北百名山」にあったタイム。 山渓・山形は’93版山渓「分県登山ガイド山形県の山」にあったタイム。 山渓・山形の登山口〜蔵王神社の時間は、いくら何でも読み過ぎだろう。 2. 蔵王神社〜山頂のオオシラビソの並木道は、なかなかの逸品。 紅葉をバックに、浮き上がって見える並木道は、更に良い。 他にも、ブナ、クロベ等の大木が良。 稜線は、大半は展望は開けないが、周りの木は身長より若干高い程度で 巾 2m弱の刈り払いがなされ、いつも空は見える。 視線の高さの自然を 楽しみながらの sky walk の気分はある。 3. (この山の山岳信仰への余談) 飯豊神社の手前に、”神武天皇”なる木札があった。 いいんだろうか?全国レベルで神々の領域の初代天皇が、 地元の山の神・栂峰山大神より、遥か下の所にあっても! まっ、強烈な郷土愛と言う事で、許しましようか・・・・。 小屋集落の少し奥に、栂峰神社(4m四方程の簡素な建物)がある。 手前には、石柱を支えに20m程の木が立てられていた。幟(のぼり)を立てる ためのものだろう。秋には例祭が行われている様だ。 (多分、その時だけ、若(くもない?)者が村に戻り、復活させたのだろう。) |
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