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2001「SL函館大沼号」の旅-01

「SL函館大沼号」乗車記1 函館-森
 5月1日(火)、今日は「SL函館大沼号」に往復乗車する。この日は、通常と違って、森行きの下り列車(9989レ)がC11171のバック運転となる。客車は函館よりから、スハフ422261-オハシ472001-オハフ332555-スハフ422071で、函館よりにDE101692が補機に連結されている。JR北海道がJR東日本から購入、改装した旧型客車には初めての乗車だったが、各所に手が加えられており、オリジナルとは一寸違う印象を受けたが、同時にトイレ、ドアなどを改造してまで旧客を運行させようとするJR北海道の「意気込み」も強く感じられた。下の写真は4号車のスハフ422071のダルマストーブ付近。

  走り出してみると、他の線区のSL列車と一寸違う乗り味だ。DLが押しているせいか、力行時によくあるガクガクした前後動がなく、至ってスムーズな乗り心地だ。また、床下の発電用のディーゼルエンジンの音も少し気になる。照明は暗めの白熱灯仕様だが、これは雰囲気が大変良く、トンネルに入ると「昔の夜汽車気分」に浸れる。列車は、函館を出て少ししてから大沼付近まではずっと登り勾配のようで、この日は気温の低さもあって、盛大に煙を上げていた。下の写真は、大沼駅近くの定番撮影地付近。左が小沼だ。

 大沼公園で6分停車、ここでかなりのお客さんが降りてしまう。(ここまでは私の印象では8〜9割の乗車率)森の一つ手前の姫川で列車交換のため12分停車するが乗客はホームに出られない。姫川を出てしばらくすると右に海が見えてきて森駅に到着。ここまで49.5Km、1時間半の所要時間となっている。


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