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2003年10月某日にて.
今回乗ったのは
上海中央駅9:14発
の
黄山行き
K818次
夜行快速列車
だ。
クラスメイト8人で
黄山
へ旅行に行くときに
乗車したので、そのときのことをレポートしようと思う。
上海中央駅には8:30に着いた。駅舎に入る前に簡単な買い物を済ませ、
駅舎に入った直後の
エックス線
による
手荷物検査
を
スルーリとパスし、8:45に改札を抜けてホームに入る。
発車までまだかなり時間があるというのにもかかわらず
列車
は
既に入線
していた。
早速
女性メンバー
は各々の
荷物
を
ベッド
に置いてトランプ
を引っ張り出してくつろぎはじめる一方で,
管理人を含めた
日本人男子
4人全員は
ベッド
に
荷物
を置いてすぐに
カメラ小僧
をはじめ、
列車の
サボ
(サイドボード)や
機関車
の写真を撮りに走る。
しかしサボ以外は
真っ暗
でほとんど撮れなかった。
仕方ないので
機関車
や
車内
については
「
また別の機会
」にて
撮る
ことにした。
実
は皆さん
意外
にも
列車好き
だったりして!?
車掌さんが言うには、この列車は荷物車を含めて
15両編成
だそうだ。
でも
一両の長さ
が
長い
せいか、
めちゃくちゃ
長く見えた
なぁ。
9:11
に発車ベルが鳴り、
9:12
に出発。
アレッ!?
所定のダイヤよりちょっと
はやくない??
そう思いつつ旅は始まったわけであります。列車が動き出すのと同時に
BGM
が流れ、
それを
バック
に 車掌さんによる
アナウンス
が流れた。
ピアノ
をメインにした
クラシック音楽
と
女性車掌
の
アナウンス
は
とても
センスが有る
なぁ。
↓友達は依然としてトランプにはまっている。楽しそうですねぇ・・・
列車は
110
〜
120km/h
くらいだろうか、
夜行列車
のワリには
けっこうな速度
で飛ばす。
さて、ちょっと解説を入れていくと,中国の列車には
「
硬座
」「
軟座
」「
硬臥
」「
軟臥
」の
4つのクラスがあるんだわさ。
日本の列車(長距離から通勤型まで)にはどんなに
サービス
が
低く
ても,
最低限
でも座席に
クッション
があるけど、
中国は
一番下
のクラスでも
クッション
は
ない
。
「
軟
」の字がついて初めて
クッション
や
リクライニング
が
つく
のだ。
今回乗車したのは3番目の「
硬臥
」車だ。
昔の
日本
でいうならば,
3段式B寝台
ってゆーやつだね。
ベッドの高さはすごく低く、失礼だが
囚人輸送列車
みたいだ。
オイラ
が入ったのは
3段式寝台
の
中段
なんだけど、
「上段じゃないよ!!」
というくらいにベッドが
狭かった
(失礼!!)。
夜
トイレ
に行こうとすれば
頭
を上段のベッドに
ぶつけ
そうだ。
唯一の救い
は
エアコン
が効いていることかな。
乗車率
は
同じクラス
の車両でも
車両ごと
に
バラバラ
だった。
「
硬臥
」は日本で言うB寝台、
「
軟臥
」は B寝台個室「
カルテット
」に等しいだろうね.
(
実際
には「
軟臥
」は
4人個室
だ)。
まぁ,
硬臥車
はベッドや通路は
狭い
けど、
とても
開放的
な
雰囲気
だと思う.
イスに座って
カップラーメン
をすする人がいれば、
備え付けのトレイを引っ張り出して、車窓を眺めながら
ヒマワリの種
を
リス
みたく
チャリチャリ
かじる人もいた。
食べ
終わった
ヒマワリの
種
を
床
に捨てて
いる
人
が
いた
ねぇ。
床
には
捨てず
に
トレイにまとめて
ゴミ箱
に
捨てて
ほしいね。
せっかく
トレイが備え付け
られているんだから
使わなきゃ
。
まぁ、↑のような人もいたけどね!?年は…とりあえずどちらもティーンということでお願いしますわ(^^);
列車が動き出した後もクラスメイト達と
カメラ小僧
をする。
車内では
車掌さん
は
アナウンス
の他にも
雑誌
や
地図
や
果物
などの
車内販売
を担当するんだけど、すごく怪しまれる。
日本人だといったら納得してくれた。
カメラ小僧
という乗客は
どうやらここでは
ユニーク
な存在らしいね。
寝台車
での
車内見学
を終えて
座席車
へ移ろうとしたら,
8号車(寝台車)
と
9号車(座席車)
の間に
重たーいドア
というのがあって,
しかも
鍵
がかかっていたために通り抜け
ることができなかった
。
鍵
を
持って
いたのは
車掌さん
だけだった.
さすがに
お願い
して
開けて
もらうのも
どうか
と思い,
仕方
がないので
座席車
の