このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
乗車区間:新宿(小田急線)〜強羅(箱根登山鉄道線)
乗車距離:97.5km
乗車日時:2004年6月19日
この日,久しぶりに箱根に行きました.
そしてひょんなことから,箱根登山線に乗ることになりました.
このページでは,そのときの様子をアップしたいと思います。
早速ロマンスカーが入ってきました.現段階では最長老の車両であるLSE車であります.
今回は幸運にも進行方向イチバン前の車両に乗ることが出来ました.ここには,
ロマンスカーの目玉商品の一つである,展望席があります.しかもこの席は特急券と
同じ値段で乗れるというのが嬉しいですね.このパノラマは一度乗る価値がありますよ!
一部の車両にはこのようなサービスコーナーもありました.
ちなみにLSE車には2箇所にサービスコーナーがあります.
どうです?このワンショットは!すごいでしょ!?トンネルを出る瞬間であります.
途中の小さな駅でロマンスカー同士の行き違いもありました.
終点の箱根湯本駅の直前です.
こちらは箱根湯本駅4番線の様子です.
左は新型車両,右は古いけど現役で頑張っている旧型車両です.
今回はまず,箱根湯本駅から左側の「ベル二ナ号」と
呼ばれる車両に乗って坂を上がってみようと思います.
こちらはベルニナ号の車内です.クロスシートが並んでいます.
箱根登山線は線路沿いのアジサイ並木で全国的に有名な
登山電車ということもあり,
アジサイを見やすくしようということから,
クロスシートの車両が多くなっています.
この下の写真は,勾配票というものでございます.
列車がどれだけの坂を上るかを示すものです.
鉄道の場合は,自動車と違いパーセントではなく,
パーミルという特殊な単位を使用して勾配を計算,表示します.
パーミルとは,1km走るとどれくらい上がり下がりするかという意味です.
こちらの場合は,80パーミル,すなわち1km走る間に80m上がるという意味です.
もっとわかりやすく言いますと,100m走ると8m上がるという意味です.
これは普通に考えてもヒッジョーに急な坂ですよ.
こちらはベル二ナ号の運転席です.
今運転手さんが握っているのはブレーキレバーです.
箱根湯本をマックスパワーで発車しても,
出た直後に80パーミルの急勾配がやってきますので,
いったん速度はぐんぐん上がっても,速度は少しずつですが下がってしまいます.
なので発車後は次の駅に入る寸前までスロットルを入れっぱなしにしちゃうのであります.
箱根登山鉄道線には,信号所という設備が3ヵ所ありまして,
これらを利用してスイッチバックというのを行います.
信号所とは,わかりやすく説明しますと,ホームの無い行き違い設備のことです.
そしてスイッチバックとは,急勾配や線路配線等の厳しい条件をクリアするために
やむを得ず列車の進行方向を変えることです.
こちらはその信号所の一つです.
対向列車が見えるのがわかりますでしょうか?
線路際にも数多くのアジサイが咲いているのも要チェックですね.
終点の強羅駅にて.今回乗ったベル二ナ号は3両編成でした.
車両の隣に立っているのは管理人の大切な友達です(^^)
ちなみにこの写真で電車が止っているのは降車専用ホームです.
電車は到着しますと,箱根湯本から乗ってきたお客さんを全員降ろした後,
いったん本線へ数メートル出た後にバックして,
右にあるもう一本の線路の向こうにある乗車専用ホームに移動します.
そこで今度は坂を下りるお客さんを乗せて発車していくのです.
帰りは,こちらの旧型車両に乗りました.
かなり古いですが,一瞬たりともガタガタいうことなく現役で走っています.
よく見てみると,フロントガラスが開いている!?
こちらの写真は3つある信号所のうちの一つです.信号所の写真パート2といったところですかな?
電車のすぐ近くでもアジサイは咲いているのが見えます.
ちなみにこの狭いホームは,運転手さんと車掌さんが乗る場所を交代するためにあるものです.
夕方から夜の間になりますと,線路際に咲いているアジサイはライトアップされるようになります.
この写真は車窓から撮影したものです.これはまさに「流れるアジサイ」といってもいいでしょう.
ちなみに箱根登山鉄道には6月のアジサイのシーズンになりますと,
「夜のアジサイ電車」という,全席指定制の列車が走っています.
ちなみに,もうすでにお気づきかもしれませんが,今回は文字の色を葉っぱに,
背景の色をアジサイに似たようなカラーリングになるようなページに
アレンジしてみました.
箱根といえば,江ノ島や鎌倉と同じくらい人気のある観光都市であります.
外国人観光客の間でも評判は高いです.箱根といえば温泉とアジサイですね.
このページをチェックしたアナタもぜひ一度チェキラッチョしてみて下さいね!!
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