このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

 

その1・新装なった羽田第2ターミナルへ

 

 

●12月往路・新装なった第二ターミナルへ

 最初の往復は12月初旬でした。プライベートでの利用で、もともと千葉方面にまず用事があったので、伊丹 8時発のANA 2176便を見たところ、羽田便と違い特割1が無茶苦茶高いです。どうしたものかと思案しながら ANAのサイトをよく見ると、成田便もシャトル往復割引の対象となっており、これを使えば復路こそ特割1より高いものの、トータルでは割安とあって、そちらで予約しました。

 それにしても成田便は目的が違うとはいえ、特割が15,000円以上するのも足下を見られた格好ですが、シャトル往復だと 7日以内の制限はあるとはいえ、「正規運賃」にしたほうが 2,000円近く安くなるというのも奇怪な印象です。

 しかし何が幸いするか分からないというか、出発直前に千葉方面の用事が無くなってしまい、かわりに都内での用事が入ってしまいました。既に決済を済ませていましたが、こうなると変更が効くシャトル往復割引はありがたく、PCでの簡単な操作でANA 14便に変更しました。

 もっとも、フライトは土曜日でして、ANA 14便は早朝便ということで特割1だと 1万円ちょいという値札がついており、払い戻して買い直したほうが安かったかもしれません。

 

 さて、当日は伊丹 7時15分ですから、 6時55分までには入っておきたいです。リムジンの時刻を見ていると、阪神甲子園を 6時13分に出るバスが所要30分とあり、ちょうどよさそうです。これだと家を出るのは 5時40分頃で済むわけで、新幹線よりは30分程度遅く出ることになりますが、早朝の30分は値千金なので助かります。

 阪急西宮北口始発でなので万が一積み残されたら大変という懸念はありましたが、西宮北口からの乗客は 5名、甲子園からの乗客も15名の都合20名は、土曜の早朝としては多いんでしょう。

 甲子園は駅前の球場との間に R43が通り、すぐ西側で名神西宮ICに入れるというアクセスに優れた発地と思ってたんですが、出発したバスはいきなり R43に入らず球場の脇を南下。そしてららぽーと甲子園の脇を通り、臨港線を今津まで西進して、ようやく R43に戻って西側から東向きに西宮ICに入りました。この間10分近く、四角形の四辺目の半分まで進むような行程はなぜでしょう。ららぽーと前や今津付近は渋滞も心配で、日中はダイレクトに西宮ICに行くと信じたいです。

 伊丹に着き、チケットレスでの予約だったのでクレカをチェックイン機に挿入して搭乗券を受け取り、セキュリティエリアへ。あらかじめポケットの中の物をカゴに空けておくとアラームの通過もスムーズなようですが、「カバンの中にペットボトルがありますね」と指摘されてペットボトル検査機にかける破目に。空港の売店で買ったものだけに段取りが拙かった……。

土曜の早朝ですが 777-300は満席。気流が悪いとのことで私の 5列手前でドリンクサービスは中止になり、羽田で第二ターミナル開業記念の粗品が出るといいながら、到着時に「すみません……」と粗品サービスが無いお詫びが入るなど散々でしたが、フライト自体は正味 1時間弱ですから楽なものです。

 ちなみにターミナルビルの運用は航空会社別に分かれましたが、滑走路の運用はそうでもないようで、14便は一タミ側の滑走路に着き、湾岸道路を乗り越して二タミのゲートに着きました。

 到着を告げるCAのアナウンスは ANA便が二タミに移転したことと、モノレールの降車駅が変わったこと、京急の場合は出口が変わったことを案内してましたが、慣れないのか東モノの駅を「羽田空港第二ターミナル駅ビル」という微妙な言い間違えをして訂正したのには笑いました。

 さて開業 4日目の第二ターミナルに降り立ったわけですが、セキュリティの強化を謳った構造になっており、ボーディングブリッジの付け根で搭乗側と降機側に上下に分かれる動線を完全に分離した構造が特徴です。降機側の通路から見ると搭乗側の通路が上層階のほうから降りてくるのを見やりつつ下層階の降機側通路に行くわけで、ちょうつがいを横から見たような構造です。バゲージクレームも一方通行になっており、入ると戻れない旨の注記が目立ちます。

 ANA(ANK、ADO) は全面的にこちらに引っ越すとあって、全国的にTVCM(飛行機がダンス?を踊るやつ)を打ってましたが、関東では周知度も高いようで、たまたまこの日会った親戚は私が航空機で来たと聞くと、「第二ターミナルが出来たでしょ」と話を継いできましたが、その親戚はあまり航空機には縁が無い高齢者なんですが、そこまでにも知られるとは相当なものです。

 到着ゲートが良く、程なく到着ロビーに出るとモノレールや京急の時刻表が見えます。ただ地下のコンコースに行くのが、左手の商業施設の吹き抜けにあるエスカレーターまで回り込むのは遠回りです。出口によってはそのまま下りるエスカレーターが近くにあるようですが、ちょっと考えものです。

 京急駅に行くと公団改め北総の C-Flyerの急行が停車中。懐かしい車両ですが、わかっていても都心に行くのに「印旛日本医大行き」はやはり違和感があります。

 

 

 

 

 

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