このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ロンドン
バス&タクシー

ここで紹介する写真は,ロンドンに旅行に
行った際に撮ってきたものです。
英国のバス事業は,1980年に都市間バス,
1985年に地域バスにおいて
参入退出や入札制度などそれぞれ
規制緩和が実施されています。
わが国おいてもバス事業の規制緩和が
予定されていますが,車両だけでは
あまり参考になりませんが・・・。

No.1 ロンドンバスといえば・・・。

Photo by あなぐま

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No.2 旧型のダブルデッカー

ロンドンバスといえばこれでしょう。
まだまだ数多く走っています。
運転席は客室とは仕切られており,車掌
が乗務しツーマンで運行しています。
出入り口と2階への階段は,一番後ろに
ついています。扉はなくオープンデッキで
す。

No.3 「エアバス」用車両

この車両は,ロンドン市内とヒースロー空
港を結ぶ「エアバス」に使われています。
扉も前と中の2ヶ所で,ワンマン運行して
います。また,リムジンバスという用途だ
けに車内にはセパレートの背もたれの
高いシートになっています。


No.4 新型のダブルデッカー

比較的新しい車両で,ワンマン運行してお
り運転席と客室はつながっています。
2階への階段は運転席後ろについていま
す。座席は1階から埋まっていき,2階へ
上がる人はそれほどいません。

No.5 新型のダブルデッカー

この型が見る限り最新の車両のようです。
内容は左記とほぼ同じです。
はっきりと見えませんが,左隅に左ハン
ドルの観光車が,右には2階がオープン
のダブルデッカーが止まっています。
街中では大陸から来たであろう左ハンド
ル車を結構見かけました。

このアングル,某社のバスカードに似てい
ると思いません?


No.6 低床バス

市内では2階建てが幅を利かせており,
普通のバスも走っております。
あまり新しくありませんが,概観を見ても
分かるようにノンステップ車両です。
日本のようにバスをトラックベースで作っ
ていないので,こういう車両を早くから走
らせることができたのではないでしょうか。
日本に比べ公共交通に対する意識の違
いが,現れているような気がします。
だから,ミニバスといい超低床の路面電
車といい欧州製になるのでしょうね。

No.7 ミニバス

この車両は,ロンドン市街の「サービス
ルート」で運行されているミニバスです。
路線はコミュニティバスのように,これで
もかという路地をグネグネと抜けていき
ます。ワイド前扉のワンステップ車です。
モノコックのバンベースで,フロントエン
ジンゆえに容易にワンステップにする
ことができたのではないでしょうか。
ダイムラーのほかにもフォードやルノー
製など色々な種類があります。
最近では,我が国においても各地のコ
ミュニティバスに欧州製のミニバスが使わ
れることが多くなってきました。


No.8 長距離用ハイデッカー        

これは,元国営で長距離部門最大手の
「ナショナルエクスプレス(NE)」社の
車両です。英国では1980年以降バスの
規制緩和が進められましたが,長距離
バスもNE社の独占から諸社の乱立が
見られましたが,現在は再びNE社の
寡占の状況になっているようです。
規制が厳しくないためか車体長の長い
車両が多くみられました。


No.9 ミニバスとバスレーン

ここは彼のハロッズの前のバス停です。
ロンドンのバスは「赤」を想像される方も
多くいらっしゃると思いますが,こんな車
両も走っています。上記 No.7と同じ路線
なのですが,運行会社が異なるため,こ
のようになっています。
ロンドン(英国内各都市でも)では公共交
通の運営がLT(London Transport)です
が,運行会社を入札で決めるようになっ
ています。これまでの上記の赤いバス達
も色々な会社の車両です。

No.10 バス停上屋             

これも同じくハロッズ前です。ミーハー
に夜景を撮ったついでです。
深夜でも都心と郊外を結ぶ幹線ルート
には「ナイトバス」が走っており便利です。
上屋は道路側に風除けがついており,
洒落たデザインです。


No.11 ビクトリア駅バスターミナル

ビクトリア駅のバスターミナルです。
乗り場全体に上屋が掛けられており,
とても便利です。ホーム間はもちろん
平面移動です。しかし,写真のように
2階建てが並ぶ様は壮観です。

No.12 ビクトリアコーチステーション    
    (長距離バスターミナル)

ビクトリア駅の近くにあるバスターミナル
です。英国内に留まらず,パリなど大陸
方面にも出ています。「ナショナルエクス
プレス」が国営だった頃は専用ターミナ
ルでしたが,現在は各社が利用してい
ます。


No.13 ターミナル待合室

上記ターミナルの待合室です。チケット
カウンターやコンコースなどを見ても,
空港的なつくりです。乗り場は10ほどあり
時刻になると扉の前で検札するところも
航空機的です。バスは向かいの待機所
にずらりと並んでいます。

No.14 ターミナル 待機バース

待合室の前にはずらりと発車を待つバス
が並んでいます。乗り口までは大きな屋
根が掛けてあります。車体が長いものが
多いので日本のものより一回り大きく見
えます。しかし,某国内ボディメーカが,
欧州を参考にしたというエアロタイプの
ミラーはほとんど見かけませんでした。


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