このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 バスと並びロンドンのタクシーも特徴的です。運転席と仕切られており,
 古めの車は観音開きで一番後ろの窓の部分に,ドカッと座ります。
 運転席との仕切りに跳ね上げ式の椅子がついていて多人数でも
 乗ることができそうです。
 アップライトに座るので周りの眺めもよく,ささやかな贅沢です。
 しかし,チップや外からの料金支払いなど,ちょっととまどいます。
 重厚なボディをディーゼルでガラガラいわせながら,ロンドンの街を
 走り回っています。
 バスにしてもそうなのですが,彼の地ではディーゼル車が実に多く
 走っています。しかし,わが国のように黒煙を吐き出すクルマは
 皆無です。日本の軽油も低硫黄になれば違うでしょうね。
 

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ちょっと古めですが,もっともポピュラー
なボディです。見た目は鈍重そうでオー
バーフェンダーに観音開きと一昔前の自
動車ですが,一番多く見かけるので,
ひょっとして今でも製造しているのでしょ
うか。(フロントがどことなくミニに似てい
ると思いませんか?)
塗色は黒を中心に写真の濃緑などダー
クな色が中心ですが,下記のような広告
を全面にペイントしたものも走っています。

 

                          
これは,フォード製ですが実用本位の
ボックススタイルでタクシーというよりバン
です。しかし従来車の経年が進み徐々に
数を増やしつつあります。
こんなのばかりになると特徴がなくなり,
ロンドンタクシーらしさがなってしまいそ
うです。

 

                          
どこかユーモラスな顔つきのこの車は
何か見覚えがあると思いませんか。
そう日産製です。ミラーやドアノブ,ライト
類などマーチを彷彿させます。デザイン
のモチーフに従来のロンドンタクシーを
取り入れながらも,背が高くコンパクトに
まとめてあるところは現代のクルマです。

 

                          
なんか派手なクルマがいるなと思ったら
タクシーでした。街のあちこちを走り回る
タクシーは広告媒体として重宝するので
しょう。新しいボディにはともかく,古い
オースティン製ボディにはあまり馴染ま
ないような気もします。

 


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