このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

保存動輪38622

38622動輪 高知県 JR高知駅北口広場に保存 (JJJ様御提供)

高知機関区などがあった駅北口広場にモニュメントとして展示されていた(現在は不明)

※タイトルは「38622動輪」としましたが、本体の刻印は未確認のため併設されているナンバープレートと同じものと考えこの動輪を38622のものとしております。また現在の高知駅北口付近は再開発されて変貌しており、このモニュメントがいまどうなっているかは不明です。


38622
大正9年 汽車会社製造(製造番号435)。新製配置は不明だが、昭和8年には近畿地区に在籍。その後四国に渡り長く高知機関区におり、土讃本線などで働く。四国なじみの8620の1両で、四国から蒸気機関車が消える晩年まで活躍し最後は徳島の小松島機関区で廃車になった。最後は高知ではなかったが、「ゆかりの機関車を」ということで運ばれてきたものと思われる。


※主な配置記録
昭和8王寺 12高知 14高知 16高知 18高知 21高松 22高知 34小松島 36小松島  昭和43年12月21日付で小松島区にて廃車


エピソード
このモニュメントに展示されている同機の「ゴシック体の型式入りナンバープレート」と同じものがかつて東京の交通博物館にも展示されていました。(現在は埼玉県の「鉄道博物館」に移設)
 同機の画像は『蒸気機関車』?45(1976ー9号)「特集・四国のSL」の38〜39ページ、「遠い日のC58と8620」の中に『大坂峠をゆく38622 65ー05ー2』〜正面型式入りゴシック体プレート確認、『高徳本線 屋島〜八栗口 67ー12ー22』〜キャブ型式入りゴシック体プレート確認、などがあります。
※同機のボイラーは同型式の8672号のものと振替られていた。


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