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C5515
昭和10年(1935)川崎車両製(製造番号1584)。昭和15年に青森に配置されたが、これは東北でのC55配置の嚆矢とされる。その後会津若松を経て30年代に九州に移動。早岐から大分、また早岐と移動し38年6月に若松へ転入、筑豊のパシフィック・門デフC55の一員として活躍した。43ー10で後任の52号に役目を譲り1休となる。その後貸出しなどもあったが44年4月12日付で鹿児島へ移動、電化前の予備機として待機するも復活はなく、8月に2休となりそのまま昭和44年(1969)8月29付で廃車となった。
同機は門デフ以外はほぼ標準な形態であったが、経歴を見ると東北(青森・会津)時代に49・50と、九州時代(大分・若松など)に46・52・53と一緒に過しており、1号機を除くC55の静態保存機すべてと接点があったことが特筆される。(53号は形式上の保存、ただし同機の動輪も保存されている)
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