このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

保存動輪C56123

C56123動輪(第2) 石川県七尾市 七尾港に保存 ( やまてつ様御提供 5枚共)
立派なプレート入りの石碑とともに展示されている

刻印には第2を示す「R(L)2」の文字が

 
プレート入りの石碑には平成10年建立の文字も
左横の石碑にはここが「七尾鉄道発祥の地」であることを示している

C56123

昭和13年(1938)3月2日、三菱製(製造番号221)。新製後はまず南九州の志布志に配属。昭和18年には七尾に移動し、以後はここを動かず昭和48年6月の廃車まで七尾線で働いた。廃車後は市内の「希望の丘公園」に保存されたが老朽化などで解体され、この動輪が七尾線(七尾鉄道)発祥の地である七尾港駅跡にモニュメントとして移設され保存されている。


C56123動輪 エピソード
昭和40年代から七尾区のC56はしばらく123・124・153・154の「3・4連番の2兄弟」のカルテットの時期が長く、ファンにはその正面形式入りプレートの揃ったカマとして人気が高かった。無煙化直前にはそのメンバーも他区からの転入もあって崩れてしまったが、同機の弟124号(最終的には木曽福島に移動し廃車後長野県に保存)は最後まで頑張り良き兄弟であった。


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