このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

保存動輪C57149(第1)

C57149動輪(第1) 新潟県新潟市 新津鉄道資料館に保存 (TADA様御提供)

第1動輪 柏崎から移転してきた

C57149

昭和15年(1940)12月14日、川崎車輌製(製造番号319)
新製時は近畿地区に配置されたがまもなく高崎に転じ、高崎・東北本線筋で働く。その後昭和27年(1952)に渡道し釧路に配置。その後小樽築港に移り「狩勝越え」などで活躍。40年代に根室本線での役目を終え室蘭〜岩見沢一と移動し「蒸気機関車最終期」まで頑張りファンの良き被写体となった。最終年までは残れず昭和49年(1974)5月8日に岩見沢第一区にて廃車となった。廃車後は保存されなかったがなぜか動輪だけが信越本線の柏崎駅に保存されていた。その後駅改修などのため現在の地に移って再保存されている。


エピソード
同機の前後の兄弟機は兄の148は大阪の共栄興業に非常に良い状態で保存されている。また弟の150は現存しないが晩年は九州にあってKー1(関分類)型門鉄デフを装備して人気があった。


現役時代のC57149

室蘭本線にて 昭和48年8月

同機の北海道時の姿を思わせる絵が雑誌『イブニング』(講談社刊)の2007年11月27日号(No23)の表紙に弘兼憲史氏によって描かれている。ディテールはかなり正確な描写である。
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