このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
C58425
昭和22年(1947)11月、汽車会社製(製造番号2561)。苗穂機関区に配置後、鷲別区に移動し室蘭本線(長万部〜室蘭)や入換作業に従事。47年に再び苗穂区へ戻り、千歳線の補機や入換仕業といった地味な働きを最後に昭和49年(1974)7月6日、同区にて廃車。苗穂区在籍最後のC58となった。
展示場所から山手線で半周ほど回った池袋駅の西口に展示されている動輪はC58422号のものであるが、ともに昭和22年製の両機は苗穂区に配置され、また30年代〜40年代なかばまで一緒に鷲別区で働いた(しばらく鷲別配置のC58は422・425の2両だけの期間が続いた)仲である。時を経て東京都内の近接地に「動輪」という姿ではあっても再び一緒に過しているのも不思議な縁といえよう。
この動輪はいろいろなサイトでも「C58動輪」として紹介(説明板もC58の動輪で425号機のものと詳細も記されていた)されていたが、動輪径などから指摘を受けたJRがD51のものと確認し、近年説明板の内容ともに変更された。何号機のものかは刻印が見られれば判明するのだろうが、なぜか塗装が厚く確認することができない。またC58425の動輪は果たしてどこかに現存するのだろうか?との謎も残る。
※弊サイトでも「C58425動輪」として掲載していましたが、あらためて「D51動輪(番号不明)」として変更いたしました。画像は
こちら
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |