このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
エフトイズのヘリボーンコレクション VOL.3 AS365 ドーファン 警察ヘリ JA6762(福岡県警 とびうめ1号)を使って、メインロータを回転させるギミック化をしてみようと思います。
しっかしこれホントよく出来ていますねえ。 ディテールもそうですがメインロータが、息を吹きかけるとちゃんと回転します。 ガタツキやゆらぎも殆どありません。 ←今回はココにそそられました。
では製作開始! まずは使用部品の調達から。 家の中を探し回ります。
↑ 家を出て行った長女(人聞きが悪ぅ〜 | ↑ こちらは壊れた電気シェーバーの充電器です。 |
言うまでもなく、ミニファンはメインロータを回転させるための下からの送風に使います。
単三電池を直列で2本使う仕様でしたので、モータはDC3Vということですね。 充電器が丁度、役に立ちます。 0.6Aあるので強いモータトルクを期待できます。
地上にて聞く実物のヘリの音には、畳を布団叩きでリズム良く叩くような重低音の「バリバリ」音と、ノズルから吹き出す風を一定リズムで遮ったとき(音を出さずに口笛を吹きながら舌で唇の内側を左右に舐めるような感じ)にでる「ボコボコ」音、強力エンジンの「ブーン」音、更にガードレールを叩いたときのような金属音に近い「キュンキュン」音などが合成されているように感じます。
いかがでしょうか? ヘリの音に聞こえるでしょうか?
と、いうわけで、音作り実験はこの辺で。 (もぅかよ) ・・・究極のアバウトな結末。 当初の{「バリバリ」音・「ボコボコ」音・「ブーン」音・「キュンキュン」音などが合成されているのでは?}という分析みたいなのは、一体、なんだったのでしょうね?? τ(^oo^)>音作りに疲れちゃったので、さっさとヘリにお出ましを願うことにします。 バリバリ音が耳の奥に染みついてしまいました。
φ2mmのアクリル棒に2個の孔を開けてピアノ線を通します | ピアノ線の他端をヘリ後端へ絡み付けます |
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共鳴箱のつもりのパッケージ(ベニヤ基盤に両面テープで固定済み)に、アクリル棒を添えて立たせます。
ヘリのメインロータが回転するとき(下から風を受けたとき)、アクリル棒の弾性でヘリが上下振動します。 このアクリル棒の振動がまた、パッケージ側へ返されて音の複合化になるかと期待したのですが・・・
斜め後ろから見ます | 斜め前から見ます |
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三角形のベニヤ基盤は音作りの実験のためだったので、モジュール化へ向けて作りなお・・・しません!
理由・・・ふと気が付くと、爆音発生装置がベニヤ基盤上に全部綺麗に納まっているじゃん! これでいいじゃん! なお、上の写真ではパッケージの下に白い枠が挟まっていたり、パッケージの脇方に緑色の押しピンが突き立てられたりしていますが、いずれも実験中、振動確保のために付け足した“暫定的な”小物たちです。
当然、今となってはこれらの小物たちも“正式な”爆音発生装置の構成部品としてそのまま活かされます。 (^^;)
ベニヤ基盤のまわり、二辺部分に、外壁を取り付けます。 そして外壁の内側上方を、ファン上部だけ除いて発泡スチロールの板で塞ぎます。 |
外壁よりも背の高い背板を準備し、内部の配線も済ませました。 そこでこの窓を開ける位置や窓の大きさを決めるため、何度かの実験が必要でした。 配線の方には特筆するようなことはこれといって何もありません。 電源スイッチを組み込んだことぐらいでしょうか。 |
背板と配線ができたところで、実際に背板を取り付けてテストしてみました。
すると、ファンからの上昇流は確認できるものの、ヘリのメインロータが回転しません(左下写真)。いろいろ検証した結果、上昇流に沿わせるようにファンカバーを取り付けると上昇流が強化されることを突き止めました(右下写真)。 写真中のファンカバーは試作品です。
ファンカバー無し | ファンカバー有り |
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上面の発泡スチロールはカッターで削いで段差を無くし、水性塗料で乱暴に下地塗装しておきました。 ファンカバーは透明プラ板でゆくことに。
上面に植樹をして完成です! ファンの翼面を緑色に塗装し、ファン中心部にもこんもりと植樹しました。 | |
正面 |
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背面 (電源SWの左横はパイロットLED) | 底面 (バカでかゴム脚で浮かせます) |
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ところで! “福岡県察” ん??どこでしょう? どうやらエフトイズのエラーのようです。 “福岡県警”としたかったのでしょうね。 |
バリバリバリ〜ィ♪ いっしょう懸命、ヘリだヘリだヘリだ〜って、お経みたいに唱えながら見ているとヘリに見えてきます。
でも、ちょっとでも気を抜いてボーっと見てしまうと・・・・ (も一回、完成動画を見る)カメラじゃなく、ヘリの方が動けよな〜 と思ってしまいますよねー。
まぁあ、 確かに背景には空(の写真)があるし、ヘリはメインロータを回転させつつそれらしい音も出してるし。 ←だけどぉ だからぁ?て感じは払拭できませんよね〜 我ながら、その境地に至ったとき手を打って笑い転げてしまいました。ここまで読んで下さいました皆様 どうもスミマセン m(_ _)m
なお、もう少しメインロータの回転数を高めたかったのですが、そうすると打撃音のピッチも速くなってしまってうまくゆきませんでした。 別々の動力を使うべきなのかもしれませんね。「金を失う道」のトップページへはブラウザの閉じるボタンで戻ってください |
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