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1992年、北九州地区の方向幕が方面別色分けされる以前の方向幕をご紹介します。
2010年の砂津チャチャタウンの販売会。30年以上前に作成された方向幕等、ずいぶん古いものが続々販売されたおかげで、手にすることができました。
路面電車からバスへ。都市交通の変遷をうかがい知れる時代です。 |
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●更新日 :2013年1月14日 ●掲載地区:北九州地区 ●担 当 :北九州地区(北方・恒見・八幡等) | ||
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1980年11月に廃止された西鉄北九州線(北方線)の路面電車代替バスの幕です。廃止翌日の11月2日から運行されました。
福岡地区の路面電車代替バスと同じく、行先番号部分が黄色になっています。北方を起点に、小倉中心部止めの2番、小倉経由黒崎の3番の幕です。 (戸畑行き5番、門司行き6番はこの幕には含まれていませんでした)
2番=医療センター→旦過橋→魚町→平和通→医療センターのループ系統です。現在は廃止されています。 | ||
黒崎方面行の3番です。 当時の小倉都心一方通行により、黒崎行は「医療センター→旦過橋→魚町→平和通→旦過橋→市役所」と、中心部を4分の3周して大回りで運行されていました。 電車通=北九州本線のことです。 | ||
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1992年の北九州地区の方向幕カラー色分け前の幕です。 (北九州地区では、支線系統を「青」で表示するルールがあったそうです〔ご教授頂きました。ありがとうございます〕)
運行経路は現在と大きくは変わりませんが、「FOR」をつける点や、終着バス停の表記の文字配置など、独特です。
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マル番号の恒見営業所幕です。 デカ文字が手書き風であったりと、独特です。 井の浦止めがあったんですね・・。
先代98番、山田〜小倉〜門司〜桜ヶ丘を走る系統だったと教えて頂きました。 | ||
門司方面の60番台。 新地止めもあったとのことです。
経路は現在とほぼ同じですね。 | ||
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現在はパープルに色分けされた、 7番・8番・9番です。
浅野行の書き方に特徴があります。 | ||
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浅野〜小倉南区役所を結ぶ12番の幕です。
一番下のコマ、魚町経由が残っています。 | ||
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1992年の路面電車北九州本線廃止前に使われていた22番の幕です。
「到津遊園」や「電車通」、「黒崎バスセンター止め」等、懐かしい表記です。 | ||
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1985年の枝光腺、戸畑線廃止の路面電車代替バス。50番・55番の幕です。
50番・・遊園前〜中央町〜戸畑渡場が、メインルートでしたので、区間便用に作られたものでしょうか?2コマだけの切り幕です。製鉄本事務所等、重工業都市らしい経由地が残っています。
55番・・戸畑渡場〜中央町〜黒崎を結ぶ系統です。廃止直後は20往復で運行開始されました。 | ||
穴生営業所(八幡営業所)発着や八幡駅止が搭載されていることなどから、廃止「直後」幕では無いようにも考えられますが・・? | ||
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こちらも1985年の戸畑線・枝光線廃止の代替バス、90番です。 バス専用道が独特の2段標記になっています。
砂津行の上のコマは、穴生営業所(八幡営業所)発便用です。 | ||
右のコマは、1985年の路面電車廃止後、バス専用道を整備するまでの半年間、中原経由で運行されていた際のものです。中原経由の90番があったのですね。
(上巻下巻様よりご教授頂きました。参考前幕→ http://wind.ap.teacup.com/jupiter4/109.html ) | ||
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既に交換で北九州在住のコレクター様にお譲りした幕です。
(上)100コマを超える重厚な厚みの幕です。7番や45番等中心部路線から、93番戸畑方面、22番黒崎方面、37番道原方面、平尾台急行まで詰まった、恐ろしい重さの幕でした。 西港から発着していた阪九フェリー等、古いものが残っています。90番の柳町止め等あったのですか??
(左)12番の北九州空港行や、39番等、湯川地区の珍しいコマの詰まった幕です。 | ||
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上でご紹介した北方線廃止バスの幕の最後に入っていた臨時系統です。
お馴染みの美術館(北九州市立美術館)のほか、 岡垣町の波津行の海水浴臨時に驚かされました。
・・「工業都市」である北九州。福岡市と異なり、海辺をコンビナートや製鉄所として開発を進めたため、思ったよりも海水浴場が少ない地域です。 それだけに、宗像方面への海水浴臨時バスの需要があったということでしょうか? |
| 現在のチャチャタウン、旧北九州高速営業所の敷地の隅に留置されていた香月営業所の廃車体。 北九州地区の古い写真が全くなく、苦し紛れです・・。
本編の作成に当たり、ご指導を頂きました、 幹線西列車(上巻下巻)様 、H様に心より御礼申し上げます。 |
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