このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

  TOP  >  西鉄路線バス写真集  > 2018謹賀新年+2017 西鉄バス5大ニュース&ホットトピックス


 

 

2017年は大変お世話になりました。

 

さて、旧年中も西鉄バスの趣味をやっていて様々な出来事がございました。

 大変勝手ながら『2017年/西鉄バス5大ニュース&ホットトピックス』を取り纏めましたので、

正月休みのお屠蘇をお楽しみながらでも、ご一緒に旧年を振り返ってみたいと思います。

 

★5大ニュースのチョイスは、私個人の独断と偏見によるものです。何卒ご容赦ください。

 

 

 

  2017西鉄バス5大ニュース・5位 近距離高速色S型特急車 最後の1台が引退


 sceneBtop2017_029.JPG

福岡県内とその周辺を結ぶ高速・特急バスネットワークの標準仕様として、大量増備されたS型特急車。

2000年のB型高速導入を機に、徐々に引退が進んでいましたが、

2017年9月に最後の一般営業車がついに引退。

全車がS型で統一された筑豊特急&急行も過去の姿に。

写真は、今年9月末に中洲を走るS型最後の一般営業車となった3236号車です。

 

sceneBtop2017_030.JPG

S型の一大拠点だった田川営業所。

特定輸送のスクールバスでこそ若干数がかろうじて残っていますが、時間の問題になりそうです。

 

 

 

 

2017西鉄バス5大ニュース・4位 福岡空港国際線の発着路線を大幅増強


sceneBtop2017_040.JPG 

訪日観光客の増加が時代のトレンドとなっていますが、

福岡でもその流れはしかり、西鉄バスでも福岡空港国際線を発着する路線の乗客が増加し、大きなテコ入れがなされました。

福岡空港国際線と博多駅・天神を結ぶ路線には、専用カラーが新たにデビュー!

 

sceneBtop2017_039.JPG

更に福岡市の南の副都心「大橋」が、西鉄電車の特急停車駅に昇格したことに伴い、

那珂川〜大橋駅〜福岡空港国際線の新路線が開設されました。

 

sceneBtop2017_042.JPG

太宰府への観光路線としての顔はもちろん、福岡空港国際線アクセス路線の顔を持つ、

『太宰府ライナー旅人』。ついにハイデッカーで新車投入が行われました。

 

sceneBtop2017_041.JPG

高速バス路線の人気も高まっており、福岡〜湯布院線はノンストップ系統が増強され、

熊本地震で大きく落ち込んだ路線需要を、見事カバーしているように拝察できます。

かつてはライオンズエクスプレス専用車として活躍した8529号車も、塗装を改め、

主にゆふいん号で外国人観光客満載で九州道を走っています。

 

 

4枚、いずれも同じ場所(福岡空港国際線ターミナル入口付近)からの撮影ですみません。

今年のマイブーム撮影スポットでした。。

 

 

 

 

 

 

 2017西鉄バス5大ニュース・3位 沈む伊良原ダム・西鉄バスツアーが結んだ地域のきずな


sceneBtop2017_005.JPG

西鉄の公式ツアーではなく、「 ウエスタンビュー 」管理人のハンズマン様をはじめ、

西鉄バスファン有志の皆様で運営されたバスツアーですが、

ダムに沈む、みやこ町伊良原ダムの周辺に暮らす地域住民の方々の絆を、改めて繋ぐきっかけの出来事として、

ツアー当日はTV局や新聞でも大きく取り上げられました。

 

sceneBtop2017_006.JPG

ダム完成直前に、ダム湖に沈む西鉄バス旧伊良原線の旧道や、集落跡を廻るツアー。

趣味の領域を超えて、バス路線は街と人とを結んでいた証であることを感じさせられたツアーでした。

(参加させて頂きありがとうございました)

 

 

 

 

 

 

  2017西鉄バス5大ニュース・2位 福岡都心BRT(連節バス)運行路線を大きく拡大


sceneBtop2017_018.JPG

2016年に運行を開始した「連節バス・福岡都心BRT」。

これまでは運行区間は福岡都心部に限定されていましたが、増車増便に伴い、

那珂川町の那珂川営業所発着の1路線と、福岡市西区の愛宕浜営業所発着の2路線で、新たに運行を開始しました。

写真は、運行開始初日の愛宕浜営業所で発車を待つ「特快301」「特快9番」。

 

sceneBtop2017_020.JPG

都市高速をバックに、よかトピア通りの室見川橋梁を渡る特快301番。

比較的道路状況が良好な路線とはいえ、様々な経路を走る連節バスの姿は、この街にとって非常に大きな出来事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

  2017西鉄バス5大ニュース・1位 日本のバス史上に残る名車・3240号車静かに退役


sceneBtop2017_038.jpg

TV「水曜どうでしょう」のほか、数々の雑誌や書籍で『日本一の高速バス』として紹介された名車、西鉄3240号車。

数ある「はかた号」専用車の中でも最長となる6年もの長期間、同路線の「フラッグシップ」として活躍し、

その後も長距離夜行バスの続行便や九州内長距離の繁忙期に活躍した同車。

 

晩年は西鉄バス教習所で、長距離高速バスドライバーの教習車として活躍していましたが、

ついに2017年3月、激務ゆえの短命に終わりがちな夜行バスとしては異例となる、20年もの長い天寿を全うし、廃車となりました。

 

sceneBtop2017_031.JPG

ちょうどこの車がデビューしてまもなく、西鉄夜行バスは冬の時代に突入。

スカイマークの就航をきっかけに航空運賃が下がり続ける中、一時は廃止もささやかれながらも、地道にされど確実に、

日本一の道のりを歩み続けました。

 

伝説の「杉本スリーピングシート」が並ぶ車内。独立3列ながら居住性を追求した至高の車。

西鉄バスの歴史書に確実に刻まれるだろう名車の退役を、勝手ながら本年1番のニュースに選ばせて頂きました。。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、今年度特に印象に残った、

西鉄バスファン、一個人としての「ホットトピックス」を振り返りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 2017ホットトピックス 九州北部豪雨災害 発生


sceneBtop2017_032.JPG

見慣れたはずの朝倉・杷木・日田の風景と暮らしを一変させた「九州北部豪雨災害」

西鉄バスの甘木幹線や高速ひた号は、道路復旧と共に被災地の交通手段としていち早く運行を再開。

昨年の熊本地震に続き、バスが災害時の重要なインフラとして機能する姿を見ることが出来ました。

写真は、復旧が進む杷木インター。背後の山肌が大きく削られているのが見えます。

 

 

 

 

 

 

 2017ホットトピックス 大盛況の『西鉄を語る会』


sceneBtop2017_010.JPG

西鉄バスファンのオフ会として、空北様が主催して開かれる「 西鉄を語る会(通称:にしかた) 」。

毎度お邪魔させて頂いておりますが、トークは勿論、様々な工作派の方々が集われ、毎回とても楽しませて頂きました!

コーポあたごはま様 謹製の福ビルジオラマ。バス模型を並べてずっと見つめていたい・・

 

sceneBtop2017_017.JPG

バスコレ(バス模型)工作派の皆様方の作品が一堂に集います。

新旧グリルのS型高速車に、B型高速まで、懐かしの光景に思わず涙(泣)

 

sceneBtop2017_019.JPGsceneBtop2017_015a.JPG

参加者の方謹製の、誠に心惹かれるグッツの数々。

石鉄様 謹製の、バス方向幕が動くおもちゃ。

目からウロコのシンプルな構造ですが、我々まっしぐらになる逸品です。我が家にもお譲り頂き絶賛増殖中。。

▲オフ会で一大ブームを巻き起こした 3103様 名作シリーズの西鉄バス缶バッチ。大人買いしちゃいました。

 

12月30日の二次会では、飲んだくれになってしまいましたが、皆様ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 2017ホットトピックス 西鉄特急8000形 勇退


sceneBtop2017_023.JPG 

言わずもがなの西鉄の赤い特急列車、8000形。

鉄道はよく分からないのですが、この時だけは行って参りました。

 

 sceneBtop2017_026.JPG

時を同じくして、トミーテックの「鉄コレ」でなんと同形式が模型化
おもわず買ってしまいました。。 方向幕の変更や車内の色差しなど、バスコレ改造のノウハウを元にプチ加工をば。

 

 

 

 

 

 

 

2017ホットトピックス バスオフに参加させて頂きありがとうございました。


sceneBtop2017_008.JPG

今年も様々なバスオフに参加させて頂き、誠にありがとうございました。

 

5月には上述のハンズマン様を中心にした「砂津本陣会」御主催の、直方地区の廃止路線を巡るツアーに参加。

遠賀川河畔のシロツメクサと一緒に58MCを撮影!

 

sceneBtop2017_011.JPG

同じく上述の「西鉄を語る会」の空北様のバスオフにも参加させて頂きました!

車は、ユニークな車内装飾で評判の片江営業所7925号車。運転士は、この「仕掛け人」の方でした。

 

 

sceneBtop2017_027.JPG

九州急行バス、長崎営業所の見学販売会にも行って参りました。

予約を入れた乗客が全員西鉄バスファンという九州号に乗って、道中楽しく行って参りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

2017ホットトピックス 主催バスツアーへの御参加ありがとうございました


sceneBtop2017_009.JPG

今年は恒例のバスツアーを2回主催させて頂きました。(私を含むチームでの主催です)

 

5月には「九州の元気を感じようツアー」を開催。

西鉄観光のスーパーハイデッカーSD-Ⅰを貸切、全国屈指のバス工場「西鉄車体技術鳥栖工場」と、

熊本地震からの復旧・復興が進む南阿蘇へ行って参りました。(写真は許可を得て撮影しています)

 

sceneBtop2017_028.JPG

12月には「 フェニックス号で行く唐津インスタ映え撮影ツアー 」を開催。

佐賀県の素晴らしい景色とバスの撮影ツアーを開催しました。

波戸岬の夕焼けが美し過ぎて(涙)

 

 

おかげさまで 西鉄バスファンツアー累計14回を重ねることができました。

次ぎに行く場所は・・ネタ切れ気味です(涙)

 

 

 

 

 

 

 

2017ホットトピックス 出版物などへの写真提供など


sceneBtop2017_003aa.JPG sceneBtop2017_004a.JPG  sceneBtop2017_016a.JPG

・「秘境路線バスを行く」第3弾では、方向幕特集をされるとのことで写真提供をさせていただきました。

『出来る限り正面からの写真を』とのオーダーに応えるべく、幅約1mの方向幕を布団干しにかけて撮影

なかなか苦心の策です。。

・大分交通様のエアライナー時刻表9月号の写真に採用して頂きました!

 

sceneBtop2017_025.JPG 

・秘境路線バスを行く4号では、久留米市の「25番草野線」を執筆&写真提供させて頂きました。

LEDの切れた失敗作ですが、草野の古い町並みとクランクを背景にパチリ。。

 

 

 

 

 

 

2017ホットトピックス 西鉄バスイベント(部品販売会)での戦利品


sceneBtop2017_012.JPG

西鉄バス筑豊様御主催で、2回ほど部品販売会付の西鉄バスイベントが開催されました。

うち1回はナント「飯塚オートレース」で開催。公営ギャンブルに初めて足を踏み入れて参りました。。

 

sceneBtop2017_021.JPG

毎年恒例の「ミリカローデン那珂川」バスまつりでは、例年以上に気合が入った出品の数々。

オークションでは予想以上に値段が高騰!大好評の模様は、西鉄ニュースにも掲載されました。

 

sceneBtop2017_013.JPGsceneBtop2017_014.JPGsceneBtop2017_035.JPG

sceneBtop2017_034.JPGsceneBtop2017_033.JPGsceneBtop2017_036.JPG

 

販売会や交換で入手できた、今年の収穫物です。

 

・飯塚オートレース販売会で、涙の購入順94番のくじを引きながら、悲願の「宮田線代替バス」の幕をゲット!

・バイパス直行のB高サイズの幕も、ヘビーコレクターの皆様に遅ればせながら初入手です。

・直方交通の後ろ幕も今まで持っておらず、なかなか面白いですね!

・大牟田の幕もなかなか手に入らなくなってしまいました。

・九州急行の現行幕!LED化が進み、ついに方向幕が放出される事態になってしまいました(涙)

・福岡高速の幕も少量が各イベントで販売されました。

 

 

 

 

 

 

2017ホットトピックス 息子の誕生


sceneBtop2017_024.JPG

誠に私事で恐縮ですが、この秋に第一子が誕生。

子育てと家事と趣味(と仕事)をどう両立していくか、まだ探り探りではありますが、

いつの日か一緒に趣味を楽しめる日が来れば・・と夢見ております。

 

また、皆様から沢山のお祝いを頂戴いたしまして、誠にありがとうございました!

 

 

 2018年によせて・・


sceneBtop2017_037a.JPG

 

バスを巡る環境は、地方における公共交通の維持や運転士の高齢・人材不足など課題も見え隠れしておりますが、

命と人生を乗せて街々を走るバスや、バスに携わる皆様が魅せてくださる「心意気」を、写真や映像に置き換えて表現したく存じています。

 

2018年、皆様にとってより良き1年となります事を、祈念しております!

 

 

今年も、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください