このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


箱根登山バス

 本社小田原市。箱根登山鉄道直営の頃から「登山バス」の愛称で運営されており、箱根山観光の先駆的存在である。



関本(関本案内所)Sekimoto せきもと
■所在地:神奈川県南足柄市関本
■発券状況:軟券乗車券170円から、定期券、PASMO入金。
■のりかえ:伊豆箱根鉄道大雄山線
 伊豆箱根鉄道の大雄山駅前にある。本来なら「大雄山駅前」でも良いのだろうが、大雄山とは「大雄山最乗寺」のことで、大雄山駅と最乗寺は離れており、バスで行くことになる。「箱根山戦争」で怨念のある伊豆箱根鉄道(西武系)と足並みを揃えるのを拒否しているのだろうか、案内所名には「関本」という所在地名を採用している。それでも、バス方向幕には「関本(大雄山駅)」と表示している。
 南足柄市の玄関となる案内所で、ここから小田急電鉄新松田駅までの路線が本数が多い。なお、小田急連絡については2004年12月末日で廃止されている。


箱根町(箱根町案内所)Hakonemachi はこねまち
■所在地:神奈川県足柄下郡箱根町箱根
■発券状況:軟券乗車券170円から、定期券、PASMO入金。
 芦ノ湖畔ににある。停留所名表記はないが、観光案内所やレストラン、みやげ物店としての役割が大きい。やはり、観光地型なのか、乗車券を前売りして対キロ制バスに乗り慣れない乗客のサポートをしている。そんな所にもPASMOが利用できるようになった。背後に箱根観光船(海賊船)のりばがあり、桃源台へ行くことができる。


元箱根港(元箱根案内所)Motohakoneko もとはこねこう
■所在地:足柄下郡箱根町元箱根
■発券状況:普通乗車券、回数券、定期券、PASMO入金。
■設備:売店、自販機、トイレ。
 元箱根地区にある箱根観光船港を兼ねる案内所。伊豆箱根バスの元箱根案内所は、ここから小田原方へ100メートル先の交差点にある。箱根町港を出港した観光船は、ここに寄ってから、桃源台港へ向かう。伊豆箱根バスの停留所もあり、箱根町方はポールを共用しているが、伊豆箱根の停留所名は「成川美術館前」である。


宮城野支所前(宮城野営業所)Miyagino-Shisyomae みやぎのししょまえ
■所在地:神奈川県足柄下郡箱根町宮城野
■発券状況:普通乗車券(発売区間に限りがある)、回数券、定期券、PASMO入金。
■設備:トイレ。
 宮城野営業所に併設されている窓口がある。室内には狭く待合室はない。停留所名の「宮城野支所」とは、箱根町の宮城野出張所のことを指す。旧宮城野村であったことから、かつての役場前である。箱根登山バスの現業機関としては「宮城野営業所」であり、小田原営業所の出張所から昇格している。


仙石案内所Sengoku-annaijo せんごくあんないじょ
■所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
■発券状況:普通乗車券(発売区間に限りがある)、回数券、定期券、PASMO入金、小田急箱根高速バス乗車券。
■設備:自販機、トイレ。
 数ある箱根登山バスの案内所で停留所名に「案内所」がつく。この仙石案内所の小田原寄り手前が「仙石」停留所であるために、混同しやすいようだ。なお、所在地名(旧村名)は仙石原である。この案内所を過ぎると桃源台までは、一面の草原地帯を走る。
 ここは、御殿場方面への分岐点であるほか、新宿発着の小田急箱根高速バスが発着する。


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