このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
いつものように成田からMU508に乗り早速ビールを頼むと、何と冷え たビールが出てきた!。これは大進歩と感心する。食事の内容は相 変わらずだが冷えたビールが飲めただけでもありがたい。調子に乗 って「再来一瓶」と空中小姐に告げると無情にもというか当然にも常 温の缶が渡された。ちなみに今回の参加者は田の端の師匠氏(略 称・師匠)と湘南チサ区氏(略称・チサ区)と私、総書記の三名であ る。 北京に着陸すると、またしても当然のようにバスにて空港ビルにご案内である。入管では他便 も集中し思いもかけずかなりの渋滞にはまりしばし待たされる。カバーに入れた三脚は通常荷 受け場所の端の端から長物のコワレモノ扱いで出てくるが、何故か所定の荷物と一緒だっ両 替を済ませ、成田空港でチサ区氏の買ったお土産で金色の折鶴のお守りを発車前に金杯号 に付け、道中無事を祈り14:25空港を後に白旗を目指す。 空港高速〜八達嶺高速で宣化まで順調に走る。ここから高速は片側一車線通行となり工事 区間に入る。訪中も回を重ねるにつれて大抵の事には驚かなくなっているが、この高速道路 の工事に伴う一時一般道への迂回から戻る際インターチェンジを逆走したり、対向車線を平面 クロスして自分の進む車線に強引に割り込むなど未だに慣れないでいる。まだまだ修行が足り ないのだろう。その辺りはドライバーのセンチョクト氏は水を得た魚のごとくスイスイとかわして 行く。 大都市張家口の街を避け迂回した 頃から雨がポツポツと降り出す。関 東地方でいえば北部の山々に入る 手前に相当する地域であり、昼間 の暑い空気が高原の涼しい空気に 触れて雷雲を発生させるのであ る。18時台だというのにライトをつ けなければならないほど暗くなり雷 とともに強烈に雨が降り注ぐ。高度 差数百メートルの峠を登りきっても さらに雨は降り続く。その名の通り 張家口の北の街である張北にて雨 が弱くなるのを期待して夕食をと る。1時間少々の後、気持ち小降り になった国道を北進して行くとやが て雨はあがっていた。 白旗机務段の照明灯が見えてきて白煙が上がっているのを現認する。22:40白旗の電力賓 館に到着し明日の天気に期待しながら床についた。
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