このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
【往路編】 鉄法でのオヤジ達の修学旅行の興奮も醒めあらぬ 02月16日に成田空港へ向いました。鉄法から帰っ たのが13日で14日は休みながらも出勤し、15日は 一交勤務をこなすというあわただしい日程です。成田 空港に向う前に紙芝居様のご自宅近くのコンビニへ 車を走らせお出迎えに向います。前回の鉄法でも同 様にお出迎えしたものの待ち合わせ時間から3分遅 れたため、私は"先に行きます!"とのメールを残し て出発してしまいました。(仕事柄、一報のない遅刻 は異常事態で、それなりの対応が必要と判断してし まいます。) この回利用したオーストリア航空はパンが美味しく料理は食べずにパンだけ食べていました。 今回はさすがに待ち合わせ時刻の5分前に到着したにもかかわらず、紙芝居様はすでに店 内に居てすぐに出発することが出来ました。横浜新道−湾岸−アクアライン−館山自動車道と 走らすとあまりにも時間が早いことに気づきます。 ついでだからと物井付近で置換計画が発表になったNEXを2本ほど撮影して成田空港近く の民間駐車場へと向いました。成田空港第一ターミナルには9時45分くらいに到着し、ほかの 参加者の方と一緒にチェクインに向います。今回の飛行機会社はオーストリア航空で一旦、オ ーストリアのウイーンに向かい、5時間の乗り継ぎ時間の後、ウィーンからウクライナの首都で あるキエフ(Kiev)に向います。今回の撮影旅行は私にとって最遠国への旅行となります。(た ぶん一生でも最遠国となると思われます。) ただでさえ窮屈な飛行機は嫌いなのに、その飛行機に乗り継ぎ便も含めて16時間も乗ること 自体、搭乗前から苦痛の何物でもありませんでした。ただ、ただ未知の国の撮影に期待を持 ち耐えるしかありません。しかし、そんな時に限って成田—ウイーン間OS052便は3列の真ん 中で、更に苦痛が増えます。座席の左右は紙芝居様と総書記閣下のため、見知らぬ人ではな いため、トイレに立つときなどは遠慮せずに声をかけられるので、その点は気が楽です。 しかし12時間のフライトの苦痛なこと。筆舌に語れないつらさでした。ましてオーストリア航空 のため日本語が少なく、また音楽や映画も流れてはいるものの全く理解できず。持ち込んだウ ォークマンでひたすら時間をつぶすこととなりました。 やっとの思いで降り立ったウイーン空港では疲れ と時差ぼけで待合室のベンチで3時間も寝てしま いました。結構、神経質を自負する私がベンチで 何時間も寝るなんて、本当に久々の出来事です。 起きて、のどが渇いたのでウイーン空港で買ったミ ネラルウォーターが炭酸入りだったのにはビックリ するとともに、30年近く前に当時のソビエト連邦の モスクワ・レニングラード・ミンスクを訪れた時の事 を思い出してしまいました。ちなみにウイーンは日 本と8時間の時差。ウクライナは7時間の時差とな ります。 ウィーン空港の男子トイレです。夕陽が差し込んで心地よいのですが、朝顔が高くて、竿を上に向けていないと的を 外しそうです。 ウイーン空港で大休止の上、OS7171便に乗り換えます。ほぼ定刻の20;30前に離陸しL vov空港に23:20に到着しました。家を出てからを出ですでに20時間が過ぎようとしていまし た。入国手続きをしていると検査官が怪訝に何か話しかけます。言葉は全くわかりませんが、 どうやら宿泊所在地に旅行会社盟が書かれているのに疑問を盛ったようです。まぁ、考えてみ れば当たり前の話で7日間滞在する国で宿泊地が無いというのは不審に思っても無理からぬ 事です。O谷連隊長が予定表を検査官に見せて事なきを得ましたが、すべて車中泊と言う、常 識では考えられない行程なので致し方ないことでしょう。 入国審査が済むと、すぐさまチャーターバ スに乗り換え、先に発車したチャーター列 車を追っかけます。ここまで来ると渾身の 疲れですが、チャーターバスは2階建ての 豪華なバスで、座席も横一列を使え、横に なれるので大変助かります。しかしこのバ スでも8時間の長旅で、苦痛の何物でもあ りません。 ↓やっとの思い出着いたLvov駅 この時点では晴天でした。 深夜に入ったガソリンスタンド↑ 大地が赤い太陽を生み出し、ユーラシア大陸 が我々を迎えてくれます。07時40分頃、太陽 が丸い姿に整いました。お約束通り"パン!パ ン!"「これからの撮影に神のご加護あれ」と祈 りました。 豪華バスとは言 え、さすがに疲れ切ってLvov駅に到着。予定で はすぐさま機関区へ行って撮影との事でした が、主催者側から「今から機関区での撮影は 出来ない。朝食を摂れ。」との事で、一同しぶし ぶ食堂車で朝食を摂ることにしました。
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