このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください




第一部


一日で、どれ位の非日常体験が可能なのかを検証する、強行弾丸ツアー。
(なんじゃそりゃ・・・)


今回は、東京から100キロ離れた伊豆大島を、日帰り&バイクで一周してくる、という企画。

簡単そうですが、実はしっかりとした事前準備が必要でした。
と言う訳で、思い立ってからの2日間で、猛烈な勢いで準備を整えることとなりました。


詳しい事前準備編はコチラをどうぞ
事前準備編
事前準備編

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決行日。


今日は日帰りだし、天気予報では降水確率0%だし、
現地ではレンタバイク&ヘルメット付きなので、
荷物はほとんどなし。グローブと三脚くらい。
でもまぁ今思えば、ヘルメットくらいは自分のを持って行った方が
良かったかも知れないですね、安全の為に。

(ちなみにJD仕様)


AM5:54。
吉○家の納豆朝食で気合いを入れます。
今日は長〜い一日になるんだろうなぁ・・・。



AM6:22
吉○家で一日の活力を注入し、一路、羽田空港を目指します。
今日のツーリングは、車、電車、バイク、飛行機、船と、
陸海空すべての乗り物を駆使します。




AM6:43

空港まで車で逝ってしまった方が楽なんだけど、
今回は品川駅港南口側のインターシティに車を置くことにしました。



AM7:17

京急線で羽田空港を目指す。
祭日の朝の電車は、平日のあのラッシュからは想像も出来ないくらい、静かです。
ま、当然と言えば当然なんだけどね。
妙に穏やかな時間が流れる・・・。



AM7:39、羽田空港到着。
3連休の最終日とあってか、出発ロビーは意外にもガラガラ。



自動チェックイン機でチケットを受け取ります。



こちらがチケット。
携帯で予約して空港で受け取る。
便利な世の中になったもんです。



AM8:13

搭乗開始。
今回の飛行機は、B737−500スーパードルフィン号。
時刻表ではボンバルディアDHC8−Q300だったんだけど、
どうやら予告なしに機体の変更があったようだ。
ボンバルディアには乗ったことが無かったので、ちょっと楽しみにしてたんだけど・・・。



AM8:35離陸。



見事な冬晴れ。
窓の下には羽田空港の滑走路と東京湾、そして遠くには富士山が見えます。



AM8:54

思ったよりも高度は上がらず、ずっと海が見えている状態で飛行。
気付けばあっという間に大島が見えてきた。



よく見ると、三原山の山頂付近には雪が・・・。
なんだかんだ言っても、三原山山頂は標高764m。
意外と高いんですね〜。



ほぼ定刻通りに大島空港到着。



滑走路を歩いていくローカルさが、とってもいい感じです。



らんぶるレンタサイクルのおばちゃんが空港まで迎えに来てくれていました。
おばちゃんの車でお店まで移動。
最近ではけっこう、日帰りで一周する人が増えているそうです。
車の中でいろいろ話すうちに気が合い、
帰りのジェット船の株主割引チケットを戴いてしまいました。
株主割引というだけあって、30%以上の値引率。
これはラッキー!


AM9:26

バイクを受け取ります。
レンタバイクはほとんどが50ccスクーター。



本日のワタシの相棒は、SUZUKI アドレスV125。
店でも一台しかない、貴重な125です。


スクーターに乗るなんて一体何年振りだろう・・・。
なんだかワクワクしてきますね〜。


このバイク、125とは思えないコンパクトボディで、取り回しも実にラク。
それでいて、必要十分なパワーを持っているので、
おそらく50ccではきついだろうと思われる大島のアップダウンやワインディングを、
難なくこなしてくれました。よく出来たバイクです、ほんと。
もちろん、タンデムもOKなので、
例えば奥さんとか子供とか恋人とか、
誰かと一緒にタンデムで島巡りをするっていうのも可能です。


このアドレス、走行距離がまだ910kmという、ほとんど新車状態!
右ミラーがぶっ壊れて付いていない以外は、かなり快適なバイクでした。


さて、東京から100km離れているこの島も、じつは何気に東京都。
自動車のナンバープレートは「品川」。
この島は、火山のおかげで島全体に走りのバリエーションが多く、
爽快ワインディングから大砂漠までそろう、近くて楽しい非日常空間らしいです。 
もちろん、ここを走るのは今日が初めて。
というか、大島に来るのが初めてです。

フツフツと気合いが入ってきた!



AM9:36

らんぶるを出発。
本日の大島一周はなんとなく左回り。
走る道路はもちろん、大島一周道路。
二日以上あれば、一日目に軽く島全体を一周して、
二日目以降にピンポイント爆撃する、っていう手もあるんですが、
今回はいかんせん、日帰り・・・。
と言う訳で、今日はまず大島を一周することを大目的として、
れ以外は、時間の許す範囲内での探索、というコトにしました。



さて、この大島一周道路。
これは、文字どおり大島をぐるりと1周できる、外周約50kmの道路です。
町あり、海あり、山ありと、とにかくこの道を走るだけで、
自然あふれる島景色をすべて堪能できるというオススメの道路です。


AM9:58

出発して20分後、地層断面前到着。



島全体の位置関係で見るとココ。
矢印の先の部分です。



大島の西側、一周道路沿い約600mにわたって続くこの地層は、
道路建設のため山を切り崩した際に現れたものらしいですが、
それはまるで巨大なバームクーヘン。
地元の人もそう呼んでいるそうです。

これは、150万年前から続く三原山の数百回におよぶ噴火の火山灰が積もってできたもので、
1回の噴火で黒と茶の2層が出来るそうです。
もの凄い回数の噴火の歴史だ。




長い年月をかけて生まれた自然の造形美に、思わず感動・・・。
ん〜、大島ツーリング、なかなか面白いぞ〜!




AM10:02

間伏(まぶし)突入。



半時計周りなので、進行方向右側が海になります。
大島一周道路をちょっと右側に外れると、すぐにこんな風景が広がります。



遠くに見えるのは八丈島か三宅島か利島かってトコでしょうか。
この辺りの砂浜は、溶岩からできているのか、真っ黒。
(写真、撮り忘れた・・・)



コチラは椿並木。
大島は椿でも有名なんです。



ちなみに今、この辺です。




AM10:13

差木地(さしきじ)突入。



あしたば漬けの工場。
なんとなく目を引く塀に、思わずバイクを停める・・・。



AM10:21
クダッチ突入。



クダッチ・・・。
変わった名前だけど、どんな由来なんだろう・・・。


波浮見晴台から波浮港を臨む。
この港、もともとは火口だったそうで、
地震か何かで火口が海と繋がって、そのまま港になったそうです。
後から知ったのですが、この港の町並みも相当いい感じだそうです。
ん〜、行けば良かった・・・(泣



AM10:32
筆島付近の直線道路。



とここで、突然の行き止まり!
そう言えばここに来るまでに、何度かそういう標識があったような・・・。



この先で落石があったようです。
なんか、いろいろ迂回路が書かれてますが、イマイチ分かりません・・・。
初めて来る人に、この迂回路の表示はちょっと分かりづらいっす・・・。



ちなみにこの場所。
遠くに筆島を臨む、日本の渚100選にも数えられる場所でした。



この岩みたいなヤツが筆島だそうです。
島というより岩ですね、どう見ても・・・。



ちなみにここです。



と言う訳で、迂回路に沿って、今来た道を戻ります・・・。


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