【解説】

　1200系は平成3年に「パノラマｓｕｐｅｒ」一部特別車編成の一般車としてデビューしました。「パノラマｓｕｐｅｒ」一部特別車編成は、豊橋方2両が特別車の1000系で、岐阜方4両に1200系を連結した6両編成です。最高速度は120km/h、片側3扉の転換クロスシート車で扉付近には折りたたみ式の補助イスも装備しており、閑散時の着席率の向上とラッシュ時の乗降時分短縮を図っています。1000系同様に、 7500系 の一部の機器を流用した車両は、1230系として区分されています。平成14年に踏切衝突事故により特別車の部分だけ廃車になった1134F編成は、1200系の4両編成が改造され 1380系 となっています。現在は、4両・15本の60両（一部特別車編成の一般車両）が在籍しています。

【運用】

　1200系は、本線・犬山線・常滑・河和線等の特急・快速特急に使用されます。他にも朝夕には急行・準急列車等にも使用されています。特急・快速特急列車以外で運転される場合は、特別車2両が締め切り扱いとなり乗車はできません。ラッシュ時間帯は、岐阜方に 1800系 を増結して8両編成で運行されます。