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列車で行く冬の北海道,その3

2005年2月7日 月曜日

函館といえば朝市.ホテルで無料の朝食があるのだがスルーして 9時過ぎに荷物をまとめてすぐ隣の朝市を見に行く.
旅行者の格好をしているのでカニ,カニ,カニ,と至る所で試食を勧められる. 店の前でカニを焼いていたり大きなカニが秤の上で動いていたり,とカニだらけ. 一番儲けが大きい商品なはず. 試食して話し込んだらかなり断りにくいだろう,とちらりと見るだけで興味なさそうに歩く. 自分の目的は海鮮丼で朝ごはんを食べたかったのでお店の偵察をすることなのだ.
しばらくうろうろ見た挙句,きくよ食堂が良さそうで入ってみる.で3色丼,うにといくらとカニのほぐし身. 岩海苔の味噌汁もおいしい.贅沢な朝食であった.
観光名所,摩周丸,朝市
函館10:40発 白鳥18号 1018M,485系 3000番台

行き止まり式の函館駅は最近改築したようで新しい駅舎で明るくモダンである. 駅の喫茶店でコーヒーで列車の時間まで一息.
指定席を取るか迷ったが自由席で余裕であった.JR東日本の485系の更新車で普通車でもシートなど豪華である. この列車で青函トンネルを抜け八戸まで行く.出発は昨夜スーパー北斗で降り立ったのと同じホームである.
木古内までは今までのローカル線を電化したものでカーブも多く速度も上がらない.木古内からは青函トンネルとあわせて 建設された新しい線路で485系の性能一杯で快走していきやがて青函トンネルに入る.
青函トンネルは約31分で通過.本州側に登っていく際は多少速度が落ちていたがひたすらトンネルの中. 眠くなってしまう.
トンネルを出て本州側は再び単線になり,駅ごとに貨物列車を抜いたり,交換したり.貨物列車の多さで 大動脈であることを改めて実感.新幹線にした際は貨物列車をどうするのだろう?
青森では方向転換.それほど込んでないので青森到着前にさっさとシートの向きを換え, 今までの向かいの大きな窓に対して進行方向に見晴らしが利く席に移動.自由席で良かった瞬間.

八戸には13:51に到着.
走行中の列車から撮影,ED79 51
すぐの新幹線にも乗れるのだが,次の列車の指定を取っている. というのも,雪などでダイヤが乱れたら全部予定が崩れちゃうのであらかじめ余裕を取っていたのである.
で八戸駅で写真の第3セクター電車(もとJRの701系)を見て,一度駅の外に出てみて で結局駅ビルでお昼を食べて(ビア付き)ちょうど良い時間になったので新幹線ホームに戻る. 列車はすでに入線済み.ホームの売店でビア買って乗り込む.
八戸 14:55,3020B.はやて20号,E2系 0番台
はやてちゃんは全席指定. 八戸から盛岡に行く人などは実質的な値上げになっているのでは,と思った.
先頭部の写真を撮って見る.
初めて乗る区間だが,全くいつもの新幹線である.今回の旅行で思ったが 在来線の特急のスピード,移動の感覚が心地よい.バイクで移動して知っている距離と時間の感覚に 近いところで,楽に早く旅行できる.新幹線はさらに速くて便利なのだがストレスを感じるほど速い. ストレスの原因には音や振動があるかもしれないが.シートも在来線の新しい車両に比べて幅が狭いし.
等と思う間も無く仙台に到着,乗り換えである.
仙台 16:43,62B.Maxやまびこ62号,E4系
宇都宮に止まらないはやてから,2階建てに乗り換え.自由席の2階は横6列!である.
このあたりでほぼ日常に戻ってくる.外の景色も雪が多少あるが自分の住む場所の風景に近い. 列車も出張でよく利用する車両だし.
初めての冬の北海道,鉄道好きな割りにほとんど初めての在来線特急, ローカル線の旅,無事に終了.列車の旅もすごく楽しい.短い時間でも随分遠くに行ける事を改めて知り, 北海道の中でも場所により天気や雪の量がすごい違うことも実感できたし. マンネリな夏のツーリングに違う視点を持てそうでうれしい.
長い顔です

20 Feb.2005

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