このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
おきらく研究室:レイアウトと列車のページ
線路まわりの色
はじめに
ここでは,実物のゲージ(軌間)が1067mmの日本型(JRの在来線など)について考えます.
いろいろなゲージーの話がでてきますが,ゲージーについての説明は
こちら
をご参照ください.
枕木の色とバラストの色との関係
枕木の色とバラストの色は同じ色にしたほうが良いと思います.
その理由は,Nゲージや16番ゲージでは,枕木とレールとの関係がアンバランスだからです.
模型の軌間を実物に換算すると1067mmよりも2〜3割広いのですが,枕木はだいたいスケールどおりだからです.
ここで線路が(ほぼ)正確な12mmゲージの線路とHO,Nとの比較をご覧ください.
16番(HO)(左),12mm(中),N(右)の順で並んでいます.12mmの線路は線路の模型としてだいたい縮尺どおり
です.
しかし,HO(*)やNは,実物の縮尺どおりではありません.これをごまかすには,
枕木とバラストとは同じ色が良い わけです.
(*)この線路はフライシュマンなので,欧州型の模型です.イモンの掲示板過去ログには,エンドウの線路は日本型に
近い由です.どなたか画像をご提供頂けないでしょうか.
枕木の色とバラストの色
とを揃えた効果
この効果を示すため,極端な例をお目にかけます.
他のスケールの代用線路を代用した例です.
Nの線路をHOナロー(1/
87,9mm)に代用した例
Zの線路をNj(1/150,6.
5mm)(注)に代用した例
注:Njなる規格は正式なものではありません.便宜上の呼び名です.
別ゲージの線路の流用でも,違和感がないと思いませんか?
ただし,色は暗すぎるように感じます.もう少し明るい(淡い)色のほうがよいと思います.
蛇足
Nの線路は,欧米型Nと同じ縮尺・軌間である新幹線との相性が良いと思います.下の画像をご覧ください.
左のコンクリート枕木とはピッタリあいますし,右の木枕木でも寸法バランスは良好ですよね.ですから,新幹線がメイ
ンの方は,枕木とバラストとの色は別々で一向に構いません.
下の画像は,あるローカル駅です.のどかな光景ですが,それはともかく,枕木とバラストとがほぼ同じ色であることに
ご注目ください.画像ご提供はtundra様です.
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