このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

旅日記3 九州縦断の旅

5日目 門司港を散策



タカクラホテル福岡の部屋 5日目の朝は7時頃起きました。いよいよ本日で最終日、とうとう東京へ帰るんだな〜。
 9時頃チェックアウトしました。その際に洋服が入ったバッグを宅配便で自宅まで送ってもらいました。 すると、担当したフロントの係の人も昨晩福岡ドームへ行ったという話を聞きました。 ここのホテルの人は対応がとても丁寧で、非常に気持ちがいいものがあります。部屋もきれいだし、バスルームもきれい。 そうそう、バスルームに音楽を流すことができるんですよ。これは他のホテルにはないですよね。 とにかくすべてを総合しても、博多の中で絶対のオススメであることは間違いないです。 今はキャンペーン中で6000円で宿泊できたのはとてもラッキーでした。そういえば、朝刊のサービスもありましたね。
 ホテルを出てからは渡辺通り2丁目から博多駅までバスで行きました。博多の中心部ではバスは100円均一なんですね。 荷物をコインロッカーに預け、今日も元気に出発です!



かもめ型車両のギャラリー 今日はちょっと足を伸ばして九州の玄関、門司港まで行ってみます。昨年は小倉から旅行をスタートさせたのですが、門司港には行かなかったんです。 今回は帰りに飛行機を利用することにしたので夕方まで時間があるのです。ぜひ門司港で食べたいものがあるんですよ。
 門司港へ行くには鹿児島本線の快速で直接向かうか、特急や新幹線で小倉まで行ってそこから鹿児島本線に乗り換える方法があります。 私は特急ソニックで小倉まで行くことにしました。できれば昨年と同じソニック型車両に乗りたかったのですが、ダイヤの関係上昨日乗った新型のかもめ型車両に乗ることになりました。 もちろん今日もグリーン車です。ソニック型の車両ではないので客室乗務員は乗車していません。
 特急は9時35分に博多駅を出発して10時45分に小倉駅に到着しました。
 (左の画像はかもめ型車両の2両目にあるギャラリーコーナー)



門司港駅 小倉駅で15分ほど待ったあと、鹿児島本線で終点の門司港駅へと向かいました。 小倉から門司港までは駅が3つなんですが、16分もかかるんですね。乗客のほとんどが門司や小森江で降りてしまいました。 ちなみに、門司からは関門トンネルを通って本州山口県の下関へと行くこともできます。
 鹿児島本線は11時16分に終点の門司港へと到着しました。駅は昔ながらの木の建物で何か懐かしい気分にひたれます。 駅の外へ出ると、目の前に大きな噴水があって子供が遊んできて心が和みます。今日もいい天気ですでに暑いです。こりゃ焼けそうですね。
 (駅の外観を撮影しようと思ったのですが、逆光で撮影できませんでした)



旧門司税関 帰るまでずい分と時間があるので、のんびりとする事にしました。適当にふらふら歩いていくと旧門司税関の建物がありました。 建物の中は自由に観覧できます。中にはこの建物の歴史や税関の仕事などが展示されています。 その中でも観光客が集まるのはブランド品の偽物が展示されているところです。バッグなどは本物と並べてあるので違いを確認することができます。



焼きカレーを食べたお店 そのうちおなかも空いたので、昼食を取ることにしました。門司港で食べてみたかったもの、それは焼きカレーです。 数年前にテレビで見たことがあるだけなんですが、どんなものかずっと食べてみたかったんですよ。
 駅の周りには飲食店が点在しているのですが、「焼きカレー」を掲げているお店がなかなかありませんでした。 1件だけこちらに到着した時に見つけたお店があったのですが、それ以外では見つけることができませんでした。 結局その1件に入ることにしました。店の名前は「ドルチェ」。喫茶店なのですが焼きカレーが食べられます。
 私は焼きカレーセットを注文しました。セットにはサラダとコーヒーやジュースなどの飲み物が付いてきます。 しばらくすると待望の焼きカレーが出てきました。焼きカレーの見た目はちょっと深めの白い器に入っていてチーズが乗っているのでドリアのようです。 ただドリアと決定的に違うのはカレーの下に隠れているご飯が何も味付けされていないと言うことです。確かドリアはバターライスですよね。
 実際食べてみると、カレー自体は結構辛目なのですが、上に乗っているチーズと合わせて食べるとまろやかになります。 これなら小さい子供でもおいしく頂けますね。ただし、ドリアと同じようにアツアツなので真夏には向かないかも知れません。(笑)



バナナの叩き売り発祥の地 焼きカレーを食べておなか一杯になったので、再び散策に出ました。かなり時間があるので2キロ離れた和布刈(めかり)公園へ行ってみることにしました。 日差しが強くて暑いけど気合いを入れて行ってみよう!
 まずその前に栄町銀天街というアーケードを歩いてみることにしました。アーケードに向かう途中にバナナの叩き売り発祥の地と書かれた碑を見つけました。 その後アーケードを歩きましたが、なんとなく懐かしい感じのする所です。



和布刈公園 アーケードを抜けたあと道案内に従って歩いて行きました。道がだんだんと狭くなってくるのですが、道案内がないので少し不安になってきました。 しばらく歩くと大きな鳥居があってそこを抜けていくと和布刈公園の入り口へたどり着きました。すぐそばにある案内図を見てビックリ! 和布刈公園は広いんです。しかも中へ行くにはかなりの上り坂を登らないと行けないみたいです。 さずがに暑い中2キロ歩いてきて戻ることも考えるとこれより先に進むのは無理だと思いました。



下から見る関門橋 仕方ないので、公園の入り口から見える関門橋を見上げてみましたが、大きいですよね。 しばらく日陰で休んだあと、また歩いて門司港駅の方に戻りました。



門司港レトロハイマート 門司港駅のそばに門司港レトロハイマートというひときわ大きなビルがそびえ立っています。 そのビルの31階にはガラス張りの展望室が設けてあり門司港周辺から下関方面まで見渡すことができます。



展望室から見る門司港駅 和布刈公園から戻ってヘトヘトになりながらも展望室へ行ってみました。天気がいいので遠くの方まで見ることができました。 門司港駅方面を見てみて気付いたのですが、今いる門司港は山と海に囲まれているんですね。
 展望室の中にある喫茶コーナーでジュースを飲みながら、これまでの旅の思い出や帰ってからのことをしばらく考えていました。
 展望室から出て、オルゴール専門店に立ち寄りました。そこでオルゴールを眺めていると、「いい日旅立ち」のオルゴールがあったので 自分のおみやげに購入しました。
 予定では16時に門司港駅を出て小倉から新幹線で博多に戻る予定だったのですが、かなり歩いて疲れてしまったので1時間早い15時発の鹿児島本線快速で戻ることにしました。 1時間早めと言っても新幹線で戻るよりも博多到着が20分ほどしか変わらないのです。快速の中で爆睡してしまいました。



福岡空港 博多駅から福岡空港まで地下鉄で行きました。そして福岡空港17時30分発のJALの羽田行きで九州をたちました。
 夕方だったのですが、スーパーシートでは機内食が出ました。オムライスが中心で、なにより温かくておいしかったです。 飲み物は食事の時にはコンソメスープを、その後はオレンジジュースをもらいました。鹿児島と福岡という路線や便数の違いかもしれませんが、 福岡からのJALの方が乗務員の態度や機内食など満足できるものがあったと思います。
 関東地方に近付くにつれ天候が悪くなってきました。九州地方はずっといい天気だったのですが、関東地方はしばらく天気が崩れて涼しかったそうです。 雷や雨がひどかったようですぐには着陸許可が出ずにしばらく同じ所をぐるぐると回っていましたが、15分遅れで無事羽田空港へ着陸することができました。
 これであっと言う間の九州縦断旅行は終わりました。初日の夕立ち以外は天気に恵まれ、昨年同様ほとんど計画通りに行動できたのがよかったです。 さて、来年はどこにいこうかな。[終わり]



 [5日目の支出]

支出内容費用備考
ホテル宿泊費(タカクラホテル福岡)6300円シングルルーム
宅配便(自宅へ)1350円タカクラホテル福岡から送付
西鉄バス(渡辺通り二丁目から博多駅)100円 
JR特急ソニック(博多から小倉)1500円グリーン代1000円含む
焼きカレーセット1000円ドルチェ
門司港レトロ展望室入館料300円 
ジュース150円展望室内の喫茶コーナー
オルゴール1575円オルゴールミュージアム
JR乗車券(門司港から博多)1430円 
福岡地下鉄(博多から福岡空港)250円 
飛行機(福岡から羽田)22200円日本航空特割・スーパーシート代4200円含む
京浜急行(羽田空港から品川)400円 
JR横須賀線(品川から新橋)130円新橋からは通勤定期あり
5日目合計36685円 
全日程合計144967円 




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