このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

東京発・通勤快速河口湖行

連絡レポート

2009.5.30

東京駅では夕方、2本のE233系電車が河口湖に向けて出発する。
このうち、18時7分発の1809H列車についてのレポート。
中央線内では、さまざまな列車と連絡しながら富士急行線までやってくる。
平日夕方ラッシュ時の日常風景。

東京駅の中央線ホームは1面2線。18時前後は2、3分おきに電車が到着し、乗客が入れ替わってあわただしく折り返す。
通勤快速河口湖行1809H列車は、18時7分発。18時発の中央ライナー3号が出たあと快速が2本あり、その後、2番線から発車する。
東京を出た時点では乗客は案外少なく、立ち客がちらほら、といった程度である。河口湖行電車は神田、お茶の水、四ツ谷と停車するたびに乗客を増やしてゆくが、新宿でピークとなり、新聞が読みにくいほどになる。乗車率でいえば160%程度、ということであろうか。
中野、荻窪、吉祥寺とややすいてくるが、さほどではない。三鷹では先行する快速高尾行に追いつき、乗客の入れ替えがある。
次の国分寺では東京を2本前に出発した豊田行に追いつく。国分寺は西武線の連絡駅であり、降りる人が多い。
立川では、10分前に発車した箱根ヶ崎・武蔵五日市行と同一ホームをはさんで並ぶ。立川では多くの降車客があり、立ち客もだいぶ少なくなる。
立川をでると、通勤快速は各駅停車になる。豊田では、18時30分新宿発のかいじ117号を待避。
高尾では5分間停車し、三鷹で追い越した1815Tを待ってから出発する。
高尾から立ち客はなく、車内はゆったりとした空気になる。高尾から先、ドアは手動扱いで、はじめて乗った人にはものめずらしい。高尾から大月までは、所要時間37分と俊足である。
大月へは19時59分に到着するが、19時新宿発の特急あずさ31号の待避のため、8分間停車する。この間に車両の切り離しが行われ、6両は大月止まり、先頭4両(7〜10号車)が富士急行線に直通する。富士急行線内の乗客は1両に10人程度といったところだろうか。その乗客が駅に停まるたびに少しづつ減っていく。
富士急行線内で2809Mと列車番号を変えた東京発河口湖行電車が終着駅に到着するのは21時4分。E233系最長ランナーの走行距離は、中央線53.1km、中央本線34.7km、富士急行線26.6kmの計114.4km。2時間57分の長旅の間に、さまざまな列車と出会いながら富士北麓までやってきた。

通勤快速河口湖行の発車案内(東京駅)

E257系による「中央ライナー3号」

東京駅2番線で発車を待つ河口湖行

案内も富士急用にセットされている

三つ峠駅で対向電車を待つ

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