富士山背景の撮影スポット

富士急行線は“富士山に一番近い鉄道”ですが、住宅と接近している場所が多く、富士山を取り込んだ走行シーンを撮影しようとすると、案外場所探しに苦労します。
このレポートでは、富士山を背景に撮影できる代表的なスポットを５か所、管理人がかつて撮影した写真とともに案内します。
これから冬にかけて気候が安定し、きれいな富士山の見える日が多くなります。寒さ対策をしてお出かけください。

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西桂の田んぼ

【場所】三つ峠駅下車。寿方の踏切を渡り、中学校の裏手の道路を道なりに進んで行く。15分ほどで千野宮踏切手前の田んぼに到着する。
【特徴】側面からの撮影になるが、終日逆光である。また建物等の遮蔽により、短編成（２連）撮影に限る。

がんじゃ踏切

【場所】三つ峠駅と寿駅のほぼ中間点。どちらの駅からも徒歩２０分程度かかる。道が入り組んでいるが、とにかく線路を見ながら行ってみよう。
【特徴】富士山バックの撮影場所としては最も知られている。前面逆光だが、側面は午前中早めであれば日があたる。

富士見町の
田んぼ

【場所】葭池温泉前駅下車。脇の踏切を渡り、５０ｍほど行ったところで丁字路を右折する。道なりに５分ほど歩けば目的地に到着する。
【特徴】午後３時ころから列車側面に日があたる。ただし、この時間に富士山がよく見えるのは稀なので、天候には注意が必要。

新倉第２踏切

【場所】下吉田駅から３００ｍほど月江寺寄りにある踏切だが、線路沿いに行くことはできない。いったん大通り（おひめ坂通り）に出て右折し、歯科医院手前の細い道を入れば目的地である。
【特徴】夏早朝は前面、側面ともに順光になる。その他の季節、側面のみ午前中順光である。踏切を渡ってアウトカーブ側からの撮影もできる。

ときわ台の
側道

【場所】月江寺駅と富士吉田駅のほぼ中間点。月江寺駅からは、線路沿いの道路を真っ直ぐに歩いていけば１５分ほどで到着する。
【特徴】カーブして来る列車を間近でとらえることのできる撮影場所。迫力ある前面撮影が可能である。