このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2009.10.25

見学レポート

小田急電車まつり2009
   (ビデオ付)

10月17日(土)、海老名車両基地で開催された“小田急電車まつり”を見学しました。
本レポートでは、まつりの目玉であった保線関係の車両を紹介します。

 レール削正車の実演
(画面上右クリックで操作)


【タワー車】

架線の保守を行うための車両。
DMV同様、道路も線路上も走ることのできる“陸軌車”である。
踏切から入り、転車台により車体を持ち上げ、90度回転して鉄車輪を線路にあわせ走行する。転車台があるため、線路上で回転することもできる。

【レール削正車】

電車により痛んだレールの表面を削り、滑らかにするための車両で2両1ユニットになっている。
コンマミリ単位でレールを削正する。
係員の説明によると、削正によりレールの寿命が6年ほど伸びるとか。
車両はスイス製とのこと。

【マルチプルタイタンパー】

マルタイの名で知られている。
クランプでレールを持ち上げながら、タイピングで砕石を突き固める。
作業人員4人で、一晩に500m以上作業するとのこと。
写真は防音装置がさがっているところ。
こちらもスイス製の車両である。

【バラストスイーパー】

マルタイが突き固めた砕石の表面をならす車両。砕石の補充をすることもできる。
この車両は単独で作業をすることはなく、必ずマルタイとともに作業をする。作業人員は3人。
こちらもスイス製。

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