このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

おトクなきっぷ あれこれ

分析レポート

【ブラン】富士急行線には、“おトクなきっぷ”がいろいろあります。
今回は、それぞれのきっぷを特徴別に分類して整理しました。
目的に応じ、富士急行線を上手に利用してください。

【ブラン】所長おはようございます。

【富士三六】おはよう。おや、今日は季節外れの写真で登場だね。

【ブラン】去年の秋、小海線へ行ったときのものです。松原湖の駅ですね。

【富士三六】小さいけどきれいな駅だったな。

【ブラン】ところで今日は、富士急行線のおトクなきっぷを整理してみようと思うのですが。

【富士三六】それはなかなか目のつけどころがいいな。。

【ブラン】では、はじめます。
まず、たくさんある“おトクなきっぷ”を東京方面から来る観光客向けと、地元客向けに分けます。さらに、観光客向けのきっぷをJRとセットになったものと、富士急行線内のものに分けます。

【富士三六】なかなか緻密な分析だな。

Ⅰ−1 観光客向けきっぷ(JR中央線セット)

【ブラン】それでは、観光客向けでJR中央線とセットになったものをみてみましょう。
まず、新登場の「河口湖・山中湖セレクトフリーきっぷ」です。

【富士三六】なるほど、これは新宿−河口湖間を往復する運賃より安くなっているな。

【ブラン】人気のレトロバスにも乗れるからトクですよね。

【富士三六】富士急行線も乗り降り自由で、2日間、富士五湖をあちこち楽しめるな。

【ブラン】次に紹介するのは、「日帰り富士急ハイランドへの旅」です。

【富士三六】これはJRの旅行商品だな。

【ブラン】電車とフジキューのフリーパスをセットにしたものですけど、これは若い人には人気がありそうですね。

【富士三六】日帰りデートにはよさそうだな。通常の運賃とフリーパス料金を別々に買うのに比べれば随分安いな。うん、これはいい。

Ⅰ−2 観光客向けきっぷ(富士急行線内)

【ブラン】次は、観光客向けだけど富士急行線内のものを紹介します。
「レール&ロープ」と「レール&五湖フリー」は名前は似ているけどちょっと違うので、図を並べてみました。

【富士三六】富士急行線プラス富士急関連サービス、というきっぷだな。

【ブラン】そういうことですね。
その意味では、「富士急ハイランドセット券」もそうですね。

【富士三六】これは先に紹介した「日帰り富士急ハイランドへの旅」の線内版といったところだな。

【ブラン】主に地元の若者向けのきっぷですかね。
季節ものですけど、「富士山五合目フリーきっぷ」というのもこの分類に
入りそうですね。

【富士三六】そういうことになるな。

【ブラン】さて、観光客向け線内ものの最後は「フジサン特急フリーきっぷ」です。

【富士三六】フジサン特急にも乗れるフリーきっぷだ。しかも有効2日はいいね。

Ⅱ 地元客向けきっぷ

【ブラン】それでは続いて地元客向けのおトクなきっぷに移りますが、何といってもお薦めは「大月往復きっぷ」でしょうね。

【富士三六】JRのホリデーパスと組み合わせれば、富士吉田から東京フリー区間へ3700円で行ってこれるから、これは使いかってがいいよな。

【ブラン】大月がフリー区間の端なのがいいんですよ。横浜だって成田だって行けるんですからね。

【富士三六】ホリデーパスが富士吉田駅でも買えるようになって、さらに便利だな。

【ブラン】土休日の地元客向け割引でさらに安くなるのが「定期券持参者限定土休日半額乗車券」ですね。
所長も定期券を持っているんでしょ。

【富士三六】そう、これを利用して東京へ出かけると、ホリデーパスとセットで、富士吉田から3300円で行ってこれるからな。
本当におトクで便利だよ。

【ブラン】最近、富士吉田をターゲットにした「富士吉田お出かけフリーきっぷ」というのが発売されました。

【富士三六】なるほど、富士吉田市内に用のある向きにはいいかもな。

【ブラン】「富士急電車シルバーパス」といって、65歳以上なら3か月1万円というのもでたんですよ。

【富士三六】富士急行線をよく利用する人ならありがたいと思だろうね。

Ⅲ まとめ

【ブラン】それではこのへんで分析結果をまとめて見たいと思います。

【富士三六】それにしてもたくさんのきっぷがあるなー。

【ブラン】セット方式のきっぷも、使用目的がはっきりしていて単純な方が使いやすいようですね。

【富士三六】シンプル・イズ・ザ・ベスト。「日帰り富士急ハイランドへの旅」なんか好例だな。

【ブラン】単独の割引で「フジサン特急フリーきっぷ」も観光客には好評みたいですね。
ところで最近、相次いで地元客向けの割引が登場しています。

【富士三六】地元重視は大事だからね。
「大月往復きっぷ」は実にいいね。JRのホリデーパスと組み合わせれば東京行きがぐっと便利でトクだからな。

【ブラン】正直なところ、富士急行線の運賃は結構高いですからね。「大月往復きっぷ」を使えば、例えば秩父鉄道の通常運賃と同程度になります。
定期券半額割引だとJR運賃と同じくらいになりますから。

【富士三六】地元客向けの割引きっぷはもっと充実してほしいよな。
6月28日からは高速道路の一部無料化が始まるし、環境はさらに厳しくなると思うからね。

【ブラン】それしても今回はパネルをたくさん作ったので大変でした。

【富士三六】ご苦労さん。

2010.6.12

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