このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

散策レポート

2010.7.25

沿線庶民住宅事情

富士急行線沿線、大月から富士吉田までの住宅事情の一端を、写真により紹介します。

上大月駅です。
大月市は交通の要衝ですが、山と川に挟まれて平地に恵まれません。
上大月駅も都留高トンネルと国道20号線の間、狭い場所の掘割に片面ホームでつくられています。
大月市内、桂川沿いの風景です。
左の写真は国道139号線の下、垂直の壁と桂川に挟まれた住宅地です。
右の写真はその対岸で、崖の淵まで住宅が迫っているのが分かります。
大月市が分譲した“ゆりケ丘”住宅地です。大月駅から1.5kmほど、岩殿山の麓にあります。
整備された町並みが続いています。
都留市の新しいシンボル、都留文科大学前駅です。帰省なのか旅行なのか、フジサン特急を待つ学生たちでにぎわっています。
都留市の中心部、旧谷村町の市街地です。谷村は江戸時代のはじめ秋元氏の城下町だった名残で、間口が狭く奥行が深い家が見られます。
写真ではやや分かりにくいでしょうか。そういう商家が通り沿いに連なっています。
都留文科大学のある田原地区は学生の街で、大学周辺には学生向けのアパート、マンションが数多くあります。
特徴的なのは、女子学生専門のマンションが多いことです。
家賃は3〜4万円代と、大都市と比べれば格安です。
富士吉田市の寿駅です。昭和56年、暮地(くれち)から現在の駅名に変えました。
縁起のよい名前として、入場券が人気です(当店は無人駅なので有人駅で購入する)。
ただし、寿は地名ではなく、駅前の団地の名前からつけられたものと思われます。
寿駅の駅名のもとになった寿団地です。県営・市営団地ほか自衛隊宿舎や公務員住宅など、十数棟がある富士吉田市最大の団地ですが、老朽化が進み空室も見られるようです。
駅から数分という立地のよさです。
富士吉田は織物の産地で、市内各所で機織工場を併設した住宅を見ることができます。
写真の建物は裏側から写したものですが、手前が工場で奥に見える2階建の建物が住宅です。
ただし、いまでは織物業も衰退し、稼動している工場が少なくなったのは淋しい限りです。
富士吉田市の新興住宅地、新西原の住宅街です。
整備された町並みには、住宅メーカーの建物が続いています。
富士吉田市内を流れる宮川沿いの眺めです。
表は市内有数の飲食店街ですが、裏にまわると生活観に満ちた風景が現れます。

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