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5000形 アーカイブ
2010.9.12
記録レポート
5000形は富士急行が自社発注した最後の車両で、1975年(昭50)、2両1編成が製造された。
車体は、長さ19,500mm、幅2,900mmと大型で、富士急行の車両として初めて冷房装置を搭載した。
こうした様々な点が評価され、1976年(昭51)度鉄道友の会ローレル賞を受賞した。形式名の5000形は、昭和50年に登場したことに由来する。
写真右=富士急色の5000形
1997年(平9)、富士急ハイランドに登場した「ゲゲゲの妖怪屋敷」にちなみ、水色と白色を貴重にして漫画のキャラクターを描いた「ゲゲゲ号」として運転した。
写真左=ゲゲゲ号
1998年(平10)、富士急ハイランドにトーマスランドが誕生したため、初代「トーマスランド号」として2001年(平13)まで活躍し、その後現在の外装になった。
2007年(平19)には車内がリニューアルされ、トーマスや仲間たちが壁や天井にまで描かれた。
写真右=2代目「トーマスランド号」
2010年(平22)、車内リニューアルを進め、「キッズ運転席」、「トーマスチェア」、「パーシーチェア」を設置して、子ども向けサービスを充実させた。
また、ヘッドマークも楕円形のものから富士山形のものに変えた。
写真左=新装なった「トーマスランド号」
【新しいトーマスランド号の車内】
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