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2012.9.9
写真レポート
山麓三駅物語
富士急行はここ数年、北麓地区の駅の改良を進めている。
今回のレポートは、個性的な姿を見せる主要三駅の紹介である。
Ⅰ 下吉田駅
まず訪ねたのは下吉田駅。
昭和4年、富士急行線(富士山麓鉄道線)開業当時からの駅で、1面2線の交換駅。本線、副本線のほか2本の側線がある。
側線に沿った形で倉庫があり、かつて貨物の拠点であったことを偲ばせる。
当駅は2009年、水戸岡デザインにより大改装がなされた。
駅舎の一部、保線区だったところは「下吉田倶楽部」という喫茶室になり、駅舎を挟んで貨物車両とブルートレイン車両が展示された。
休日には駅コンサートや朝市が行われるなど、観光客に限らず、地域の人々に親しまれる駅を目指している。
Ⅱ 富士山駅
2011年7月、富士吉田駅を改称して富士山駅とした。
櫛形ホーム2面3線で、スイッチバックになっている。また、電車工場があるなど、路線保守の拠点駅である。
地上6階、地下1階建の駅ビルはQスタといい、ビル1階の一部が駅になっている。
駅前はバスターミナルで、高速バス、路線バスのほか、富士山五合目へ行く登山バスも発着している。
Ⅲ 河口湖駅
河口湖駅は2006年、現在の駅舎が建てられた。
駅前はバスターミナルを中心に整備され、富士急行初代の車両であるモ1号電車が静態展示されている。
2面3線のホームのほか6本の留置線があり、洗車設備もあって、富士急行線の車両基地といった趣である。
駅には、土産物店のほか軽食堂もあって、多くの観光客に利用されている。
下吉田駅全景。向かって駅舎左に貨物車、右に寝台車が展示されている
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当初名古屋駅を模して造られたという下吉田駅舎
ブルートレイン車両 スハネフ1420
貨物車 ワフ1+ト104+ワフ2
「下吉田倶楽部」入口
駅ロビー、暖簾の向こうにトイレがある
ホーム待合室も水戸岡デザイン
富士山駅コンコースから改札口方向を見る。左に売店、右に待合室
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鳥居が迎える北側入り口
2面3線の頭端式ホーム
構内に隣接する電車工場
吉田口馬返しまで行くこんなバスも
河口湖駅全景。駅前はバスターミナル。左にモ1号を展示
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富士急行の1号電車「モ1号」
6本の留置線には様々な車両が
河口湖駅舎の正面入り口
電車の自動券売機。奥はバスの切符売り場
土産品売り場
軽食堂
改札口からホームを見る
河口湖を周遊するレトロバス
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