このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

乗車レポート

初乗り2006「フジサン特急4号&普通203列車」

2006.1.3

2006年1月3日、富士急行線の初乗りを楽しんだ。富士吉田と都留文科大学前の間をフジサン特急と普通列車で往復した。富士吉田は駅ビルのキーテナントであるイトーヨーカドーが昨年末で撤退したため、今までとは違うなんとも淋しい雰囲気である。3月末の再オープン時には、かつての活気をとりもどしてほしい、と願わざるをえない。

乗る列車は富士吉田10時22分発フジサン特急4号。都留文科大学前までの乗車券610円と特急券150円をもとめる。この列車は当駅で下りホリデー快速河口湖1号と交換する。ホリデー快速は6両の長大編成のため、4両対応のホームからはみ出して停車する。富士吉田駅では通常の上りホームと下りホームを逆に使用して交換する。
フジサン特急はジョイフルトレインを前身とするだけに、さすがに客室はデラックスで落ち着きがある。富士吉田からの乗客は少ないものの自由席は半分ほど埋まっていた。フジサン特急には展望車両のほかコンパートメントもあり、6人定員で1室1000円としている。
女性車掌の案内とともに出発した特急は、大月に向かって下ってゆく。下吉田では交換はないものの曲線側を進むため通過速度は極めてゆっくりである。次の交換駅の三つ峠では対向列車が待避しており、ここも曲線側をゆっくりと進む。東桂は可動式分岐器のため直線側(下り側)を通過する。一線スルーになっているが、通過速度はさほど速くない。
10時43分、列車は都留文科大学前に到着した。

いったん改札を出て次の河口湖行を待つ。再度ホームに入り待っているとすぐに10時53分発普通203列車がやってきた。乗客は2両に50人ほど。富士急行線はこの時間帯でも比較的利用者が多い。この車両(1207+1307)はフジサン特急が登場する前に特急ふじやま号として使用されていたもので、衛星放送受信用のテレビがあり、また座席はカバーを備えている。十日市場をすぎ東桂へ到着すると、ここで14分間の待避がある。河口湖行フジサン特急3号の通過待ちと高尾行普通4536M列車との交換のためである。
東桂を出ると後はスムーズな走りである。下吉田で対向列車を待ち合わせ、富士吉田へは11時32分に到着した。ここで降りたのは小生を含め数人にすぎなかった。

鳩のマークが覆われたターミナルビルの看板と閉鎖された駅前駐車場

ホリデー快速がホームからはみ出して停車する富士吉田駅へ入線するフジサン特急4号

フジサン特急に備えられているコンパートメント

1207の車内
テレビと座席カバーがある

東桂での待避 特急の通過待ち(左)と対向普通列車との交換(右)のため14分間停車

きょうの1枚

都留文科大学前へ入ってくる普通列車

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