このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
見学レポート
2007.1.14
DMV見聞記
富士市はJR北海道から車両を借り入れ、DMV(デュアル・モード・ビークル)の走行実験を行っている。すでに昨年11月、岳南鉄道線と一般道を使ってテスト走行したが安全性が確認され、本日(1月14日)市民試乗会の実施にいたった。
以下その見聞録。
このイベントのために解放されている富士市役所の駐車場へ車をとめて岳南原田駅へ向かう。
シャトルバスは1時間に1本で次の便まではかなり時間があるため、路線バスで吉原本町へ行き、電車で岳南原田へ行くことにした。
市役所前からはバスが頻繁に出ている。「ふじ丸」という循環バスに乗ると吉原本町までは100円だ。
ここで岳鉄に乗り換える。岳南鉄道は休日に、「全線1日フリー乗車券」(400円)を発売しており便利でおとく。普通乗車券ともども今やなつかしい硬券だ。
12時28分発の岳南江尾行はいつになく多くの乗客を乗せて到着した。明らかにDMVが目当てという男性が大半だ。
岳南原田で下車すると、大勢の人が集まっている。マスコミの取材も多い。ほどなく(12時40分頃)、道路走行をしてきたDMVが駅構内へ入ってきた。
みかけはマイクロバスそのものだ。DMVは試乗者を乗せたままガイドウェイが設置されている走行モード切替装置に向かった。
DMVは、公設市場へ向かうべくホーム脇まで進んで待機する。
12時59分、下り電車(岳南江尾行)と上り電車(吉原行)が交換。DMVはその3分後に、吉原行電車に続行して出発した。
DMVを見送った後、駅のそば屋で昼食とする。かけが200円、天ぷらが300円。
早くて安くてうまい。
全線1日フリー乗車券と普通乗車券
道路を走行して岳南原田駅へ到着したDMV
大勢の見物客が集まった
走行モード切替装置で線路走行の準備ができた
後部金属車輪はガイド用で
駆動はゴムタイヤが受け持つ
線路上を走り出す
出発のために側線で待機する
駅のそば屋「めん太郎」
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |